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ミクZ4、3年目の本気! SUPER GT激闘記 第25回

SUGOのマモノに屈せず! ミクZ4は6位でゴール

2011年08月02日 23時53分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 撮影● 鉄谷康博、原 勝弘

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マモノ無双! 次々と犠牲になるマシンたち

 SUPER GT 2011シーズンの折り返し地点となるスポーツランドSUGO戦。招待された被災者500人に、レースで勇気と希望を与える大事なイベントでもある。

 「天候次第」。これは予選日に谷口選手や番場選手、そして大橋監督が共通して口にしていた言葉だ。決勝日となる7月31日は、曇天で今にも崩れそうな天気だったが、なんとか雨は降らずに練習走行が始まった。

 だがSUGOにはマモノが潜むと言われている通り、いきなりトラブルが発生した。とあるチームのマシンがオイルを漏らしてしまい、赤旗中断。練習走行のほとんどの時間をオイル処理に費やしてしまった。赤旗解除後は、ミクZ4のライバルである#11 JIMゲイナー 458がマシントラブルでコース外でストップしてしまう。そんな中、#33 ハンコックポルシェが少ない周回数ながらトップタイムを出し、練習走行は終了した。なお、2番手タイムを出したのは#69 サンダーアジアだった。

 晴れではないが、雨が降るでもない微妙な天候の中、いよいよ250kmのレースがスタートした。スタートドライバーは百戦錬磨の谷口選手。8位からのスタートだったにも関わらず、エヴァ紫電やカローラといったJAF-GT勢を抜き、順位を落としていた458に勝負を挑む! セパンばりの接戦かと思いきや、谷口選手の執拗なアタックに、100kg以上のハンデを積んだ458は早々に順位を明け渡してしまう。これで5位までジャンプアップし、目の前を走る#33 ハンコックポルシェに仕掛ける……と思ったら、ハンコックポルシェは最終コーナーでコースアウト。難なく強敵をパスしたのだった。

 予選1位だった#43 ARTA ガライヤは3位を走行。ミクZ4はガライヤにも猛プッシュ。見事に抜き去り、3位に上昇した。これで前を走るのは、#14 SG CHANGI IS350と#62 レガシーB4のみ。2位を走るレガシーB4は1位のIS350を猛追していたが、痛恨のスピン! そのままピットインしてしまった。これでミクZ4は2位に躍り出た。IS350とミクZ4は同じメンテナンスファクトリーなので、同門対決になった。そのうえ、IS350のドライバーである折目選手は、去年までRE雨宮のRX-7を谷口選手とドライブしていた。そう、師弟対決でもあった。

 規制が緩和され、驚異的なスピードで前を走るIS350。ウェイトハンデを68kgも積み、リストリクターで吸気を絞られているミクZ4が追いつくのは至難の業だ。レースも半分を過ぎた頃、ミクZ4はピットイン。暫定2位で番場選手にバトンを渡した。

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