スマートフォンのカメラ機能の高機能化が進んでおり、ケータイでおなじみの要素が搭載されはじめている。そこで今回はカメラ機能に特徴のある4機種を用意。2回にわたって機能をチェックしてみる。まずはカメラが“軽快に使えるか”を中心に比較してみた。実際の利用シーンで気付いたことも随時紹介する。
今回用意したのはカメラ重視のこの4台
まずは今回テストに使用する機種を紹介しよう。以下の4台だ。
●NTTドコモ「Xperia arc SO-01C」
●NTTドコモ「MEDIAS WP N-06C」
●au「AQUOS PHONE IS12SH」
●ソフトバンク「AQUOS PHONE 007SH」
Xperia arcはソニーの裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載し、開放F値2.4のレンズで明るく撮れることをウリにしている。夏モデルのドコモ/auの「Xperia acro」も基本的に同じカメラ機能を搭載しているので、Xperia acroの購入を考えている人にも参考になるだろう。また撮影間隔もかなり短くなっているという。
MEDIAS WPは、NEC製ケータイでおなじみの「瞬撮」に対応した機種だ。カメラの起動時間が最短約0.8秒、撮影間隔が最短約0.9秒という数値には期待が高まる。また後述するが連写機能もなかなか強い。
AQUOS PHONE IS12SHはツインカメラを搭載した3Dが撮れるスマートフォン。また、シャープ製ケータイの流れをくむ多彩な機能を用意している。
AQUOS PHONE 007SHは16.1メガという非常に高画素なCCDセンサーを搭載する。このスペックをみるとケータイのAQUOS SHOT級の実力を持っていると期待が持てる。メーカーとブランド名が同じauのIS12SHとは機能も共通しているが、細かく比較してみると若干の違いもあった。
この連載の記事
-
第49回
スマホ
スマホとケータイ、どっちを選ぶ? あらためて比較した -
第48回
スマホ
絶対使うスマホのロック画面を、操作性や機能で徹底比較 -
第47回
スマホ
スマホでも通話は重要! 音声が聞こえやすい端末はどれ? -
第46回
スマホ
スマホでは影が薄いキャリア公式サービス 実際は使える? -
第45回
スマホ
Google DriveをAndroidでどこまで便利に使えるかテストした -
第44回
スマホ
スマホをより活用できるウェブアプリをまとめて紹介! -
第43回
スマホ
Androidスマホでダイエットは可能? 13本のアプリをテスト -
第42回
スマホ
スマホと何かの理想の2台持ちを考えてみた -
第41回
スマホ
Siriを始め、スマホで使える9種類の音声入力を徹底比較! -
第40回
スマホ
スマホ用タッチペンはどれくらい使える? 6製品を集めた -
第39回
スマホ
公衆無線LANは本当に速い? ケータイ3社のサービスを試した - この連載の一覧へ