NHN Japanは30日、同社が提供するMMORPG「TERA」のオフラインイベント「FINAL TERA DAY」を、ベルサール秋葉原にて開催した。
TERAは、従来のMMORPGのようでありながらMOのように自分から移動して攻撃したり、敵からの攻撃を回避するという“フリーターゲット”が最大の特徴のオンラインゲームだ。7月1日~4日の期間に実施されたクローズドベータテストでは、応募総数10万件以上、連日で1万人以上の同時接続を記録。近年稀にみる大型タイトルとしてオンラインゲーム業界の話題を集めている。
イベントは、スピードワゴンの2名の司会で進行。ユーザーが現在もっとも気になっているオープンベータテストの日取りやアップデート内容は、TERA日本総合プロデューサーの潮田太一氏から触れられた。
オープンベータテストは8月8日午前8時から!
まず最初に潮田氏からオープンベータテストの開始日が8月8日午前8時からスタートすると発表された。潮田氏は「オープンベータテストの参加条件は、ハンゲーム会員であることだけなので、誰でも無料で参加してほしい」と述べた。
オープンベータテストに合わせて、クローズドベータテストからアップデートされた内容も発表された。LV22までだったレベルキャップがLV38までになったほか、新規ダンジョンも追加されている。詳しくは下記を参照していただきたい。
- レベルキャップ:LV38
- 新規体験可能区域:ポポリア領、ヴィアアウレウム領、東部領
- 新規インスタンスダンジョン:ヴァンピールの屋敷、邪教徒の隠れ家
- LV38までの新スキル・新装備追加
- 紋章システム・装備強化システム
なお、オープンベータテスト終了のタイミングは、サービスの状況やユーザーの反応を見て決めるとのことだ。
続いて、さまざまな職業と種族が用意されているTERAだけあって、プレイヤーキャラクターを事前に作成できるサービススケジュールも発表された。
スケジュールは“先行事前選択サービス”と“事前選択サービス”の2種類。前者はブログなどで運営チームと事前にTERAを盛り上げていた“TERA LEADER”と先行事前選択権の所有者が可能なもので、7月31日午後3時からプレイヤーキャラクターを吟味できるようになっている。だが、後者となる一般ユーザーも8月2日午後3時から作成が可能なので、いずれにしてもテスト開始までは十分に時間はあるだろう。
TERAに協力する企業として、ソフマップ 代表取締役社長の中西敏広氏、TSUKUMO 取締役 副社長の鈴木淳一氏、サードウェーブ 取締役の永井正樹氏が登壇した。それぞれTERAに対する協力体制の説明や、自社がリリースしているTERA推奨PCの販促を行なった。