なぜか改札通過できません
翌日、REGZA Phoneを駅の改札のSuicaリーダーにタッチする時がやってきた。初タッチの感動の瞬間に鳴ったのは「キンコーン!」という警告音と、「バタン」という扉の閉まる音……あれ? 通れない?
なぜ? という疑問とは裏腹に、改札の前で立ち止まるわけにもいかないので、結局これまでのSuicaカードで入場……と思ったら、お金が全然チャージされていないので、また「キンコーン!」「バタン」。
ちなみに、筆者はこの日のためにSuicaカードへのチャージ金額をセーブしていたため、その残り金額は30円。いそいそと券売機でチャージし、改札を抜けたのである。
その後、Suica対応のジュースの自動販売機で何度か試すも、やはり「このカードは使えません」というエラーが。ICカードロックがかかっているわけでもなく、アプリも正常に動作している。
おサイフケータイのマークがカメラのレンズの横という変な場所にあるからか、とも思ったが、それも関係なさそう。位置を合わせるようにかざしてもエラーになるからだ。
また、別のICサービスは利用できるので、おサイフケータイ機能がハードウェア的に壊れているのも考えにくい。
さて、どうしたもんだろう。モバイルSuicaのサイトのQ&Aを見てみると、「JR東日本の駅の窓口にお申し出ください」と書いてある。とりあえず、申し出てみるか。
意外にあっさり解決したモバイルSuica問題
翌日、JRの駅に向かう。係員のところに行く前に、一応REGZA Phoneを改札にかざしてみると……すんなり通過できた。な、なぜ!?
前日の行動を思い起こしてみると、1つだけ思い当たる節がある。いろいろ考えた末、そもそもチャージができるのかどうかを試したのである。ハードにもソフトにも問題がなければ、移行の手続き上の問題の可能性がある。であれば、チャージできないのではないか、と思ったのだ。
で、試してみたらチャージも問題なく行なえた。なので理由が分からず頭を抱えていたのだが、逆にチャージしたことで使えるようになったのかもしれない。
Android OS 2.2へのアップグレードも済み、モバイルSuicaも利用できるようになった。ある意味最終形態と化した我がREGZA Phone。ますます肌身離せない存在になってしまった今日この頃である。
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