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デジタルで虫を撃退せよ! 第3回

そうだ! USB蚊取り器を作ればイイじゃん!

2011年07月27日 12時00分更新

文● 藤山 哲人

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1)5V→3.3V変換回路を作る
 名刺大の基板の上に、各パーツを差し込んで、次のように各パーツの足を半田付けしていく。

左側の電解コンデンサー(黒い円柱)には、マイナスの表示があるので注意すること

2)ICクリップの半田付け
 ICクリップは、電子蚊取り器の電池の端子へつなぐために使う。写真のように半田付けして、キャップをかぶせると完成。

ICクリップに電線を半田付け

キャップをかぶせてできあがり

キャップを押し込むと先端からJ字の引っ掛けが出てくるので、これを電池ボックスの端子に引っ掛ける

3)ICクリップと回路の半田付け
 写真のように部品を配置すると、ちょうど単3電池ほどの大きさになるので、電池ボックスに埋め込める。

パーツのレイアウトはこんな感じ

4)USBコネクターの組み立て
 USBコネクターは、メス(PC側のコネクター)の左側が+5V、右側がマイナスとなっているので、写真のように電線を半田付けする。赤い電線が+5Vで黒い線がマイナスになっている。

プラスとマイナスを間違えないように半田付けすること

 次に半田部分をプラスチックでカバーする。

はまる方向があるので注意

 できあがったものを、金属のハウジングに入れる。

これも必ずこの向きで入れること

 さらに小さいハウジングカバーをつける。

カチっ! と音がしてしっかり閉まるはず

 ハウジングについている電線押さえをペンチでかしめる。

ペンチでかしめて、電線をしっかり固定。三角のツメ状になっているので、電線に傷をつけないように注意しよう

 最後にコネクターカバーをして完成。

コネクターカバーをすればUSBコネクターの完成だ

 あとは、電子蚊取り器の後ろ側にキリなどで穴を開け電線を通し、プラスとマイナスの電線を1)の図のように回路に半田付けするだけだ。

ブタのシッポの部分に穴を開けて電線を通してみた

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