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アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー 第15回

「花咲くいろは」の聖地を放送中だけど巡礼してきた!

2011年07月29日 18時00分更新

文● 中村信博

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 能登半島の日本海沿いを羽咋まで南下してみたが、み、見つからない……! 「ここは?」と思う所すべてにクルマを乗り入れてチェックしてみたけど、いずれも劇中で使われた情景とは大きくかけ離れていた。後でファンサイトを詳細にチェックしてみると、以前はよく似た場所があったが、平成19年に発生した能登半島地震で崩落してしまった、とのこと……。うーん、実は筆者はつい最近、雑誌か何かの写真で劇中に登場した情景によく似た海岸線を目にした気がするんだけど、はっきり思い出せない……。

 このまま海岸線沿いを巡っていても仕方がない。第二目的地の「湯涌温泉」に向かうとしよう。ここから湯涌温泉までは、能登道路を白尾インターチェンジまで戻り、国道159号線バイパスから塩硝街道(県道10号線)を辿れば、わりと簡単に行くことができる。途中、金沢市街に点在する登場地点のうち最寄の2ヵ所をめぐってみよう。

緒花たちが通う高校のモデルとなったのが、金沢美術工芸大学。構内には立ち入らないようにしよう。第4話に登場

第2話、緒花がクルマから下りるシーンで登場した交差点は、塩硝街道を湯涌温泉へと向かう途中にある

 湯涌温泉は、金沢市の南東にある鄙びた温泉街だ。開湯は養老年間というから、今から1300年近く昔の話。傷ついた白鷺が、湯に浸かって身体を休めていたのを農夫が見つけたとも伝えられていて、このあたりが「花咲くいろは」劇中の「湯之鷺」の名前のネタになったんだろう。

 江戸時代には加賀藩の歴代藩主御用達の湯となり、明治以降になると「金沢の奥座敷」として、金沢市民でも気軽に行ける温泉地となり、徐々に発展していった。

 温泉街というとネオンがビカビカ光る歓楽街を想像するけど、ここ湯涌温泉はそんな喧騒とは無縁のところ。大小9軒の旅館が、谷間に肩を寄せ合うようにこじんまりと立ち並んでいる所で、どことなく昭和初期の雰囲気も感じさせる風情ある温泉街だ。

 一大観光地である金沢のすぐお隣という地勢だけど、金沢駅まで結ぶバスの本数が少ないためか、観光客の姿はあまり見られない。そのぶん観光客ズレしていない、静かな温泉街の空気を味わうことができるだろう。

湯涌温泉の入口にある観光案内所。湯涌温泉探訪の前に、まずはこちらで情報収集しよう

案内所ではさまざまな「花咲くいろは」グッズが販売されている。これは湯涌温泉名物の柚子サイダー「花いろ」バージョン。他にもポスターなどがラインナップ

湯涌温泉にゆかりのある著名人としては、美人画で知られる竹久夢二。老舗商家の箱入り娘と、人目をはばかるようにこの温泉街で長逗留したという話が伝わっている

竹久夢二の作品など約700点が収蔵されている「金沢湯涌夢二館」。こちらも多くの観光客でにぎわっていた

湯涌温泉のお湯を楽しみたい人は、温泉街のいちばん奥にある「白鷺の湯」で。大人350円でのんびり休むことができる。湯涌のお湯はなめらかな肌触りが特徴で、特にお肌のトラブルに効果ありとか

湯涌温泉には2つの足湯がある。散策の合間に足を漬ければ、温泉にじんわりと疲れが溶けていってとても気持ちがいい!

痛車もやってきていた。どちらも「花咲くいろは」仕様で、やっぱり聖地で見るとしっくりくるよね

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