BTOパソコン感覚でスペックを自由にオーダー可能というAndroidタブレット「Lantana」の受注受付が秋葉原のaPad専門店で始まった。
Lantanaは、Android OSのバージョンから筐体、CPU、SIMカードスロットの有無に至るまで、ほとんどのスペックをカスタムオーダー可能というユニークなタブレット。
これは、エミル株式会社が販売する法人向けAndroid端末の受注を、aPad専門店が仲介するという仕組み。通常、カスタムオーダータイプのタブレット端末を注文するには5000~1万台が最低ロットとされているが、Lantanaは最低100台からの小ロット注文にも対応できるのが特徴となる。
店頭ではカスタムオーダーの一例として、サンプル端末の展示が行なわれているので、実際に手にとって確認することも可能。ちなみにサンプル機は、動作周波数720MHzのCPU(Telechips 8902)とDDR2 256MBのメインメモリーを採用。さらにストレージ用に2GBのフラッシュメモリーを搭載する。
サイズは幅195×奥行き18×高さ115mm、重量は約500gとなる。
なお、受注を行なっているaPad専門店では個人のオーダーも受け付けているという。ただし「通常は法人のみを対象にしたサービスなので、お受けできるかどうかは条件次第です」とのこと。興味のある人はスタッフまで相談してみるといいだろう。