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AndroidタブレットなのにCPUからOSまでカスタムオーダー!

2011年07月23日 11時30分更新

文● 樋口

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 BTOパソコン感覚でスペックを自由にオーダー可能というAndroidタブレット「Lantana」の受注受付が秋葉原のaPad専門店で始まった。

7型(800×480ドット)ディスプレーを搭載した「Lantana」。写真はサンプル機のため、スペックはあくまで一例となる

 Lantanaは、Android OSのバージョンから筐体、CPU、SIMカードスロットの有無に至るまで、ほとんどのスペックをカスタムオーダー可能というユニークなタブレット。

 これは、エミル株式会社が販売する法人向けAndroid端末の受注を、aPad専門店が仲介するという仕組み。通常、カスタムオーダータイプのタブレット端末を注文するには5000~1万台が最低ロットとされているが、Lantanaは最低100台からの小ロット注文にも対応できるのが特徴となる。

 店頭ではカスタムオーダーの一例として、サンプル端末の展示が行なわれているので、実際に手にとって確認することも可能。ちなみにサンプル機は、動作周波数720MHzのCPU(Telechips 8902)とDDR2 256MBのメインメモリーを採用。さらにストレージ用に2GBのフラッシュメモリーを搭載する。

 サイズは幅195×奥行き18×高さ115mm、重量は約500gとなる。

1080pの出力に対応したminiHDMI端子とイヤフォンジャック、SDメモリーカードスロット、3G対応のSIMカードスロットなどが並ぶ

筐体

筐体もカスタマイズが可能。今後は9.7型のタブレット端末の受注も予定しているとか

Androidシステム

Android 2.2がプリインストールされていたが、オーダー時にはAndroid OSのバージョンも指定可能だという

 なお、受注を行なっているaPad専門店では個人のオーダーも受け付けているという。ただし「通常は法人のみを対象にしたサービスなので、お受けできるかどうかは条件次第です」とのこと。興味のある人はスタッフまで相談してみるといいだろう。

【取材協力】

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