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失敗しない2011年夏モデル選び 第3回

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三賢者が選ぶ激アツSandy Bridge搭載モデル【20万円超え編】

2011年07月28日 11時40分更新

文● 石井英男、後藤宏、花茂未来/イラスト● 安谷隆志

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各社の最高級モデルが揃う、至高の価格帯

 20万円を越えるPCに多く見られるのは、12.1型の小型ノートPC、17.3型や18.4型の大画面ノートPC、そして、どんなゲームでもヌルヌル動くフルスペックのデスクトップPCや、地デジやタッチパネルを搭載した次世代液晶一体型PCなど、非常に特徴的なマシンばかりだ。15万円あれば性能的にほぼ満足のいくPCが買えるこの時代に、あえて20万円以上出資するということは、よほどこだわりがあってのことだろう。

各メーカーのハイエンドモデルは高嶺の花。現時点で最高レベルのPC環境が手に入り、まわりにも自慢できる。しかし手に入れるには経済的負担を強いられるので、自分に合う製品かよく調べてから購入したい

 誰もが憧れる、各社のフラッグシップモデルを手にした時の喜びは相当大きい。生涯をパソコンに捧げたマニアにとってそれは、クラスでいちばん美人で人気者のマドンナを口説き落としたような陶酔感を味わえると言っても過言ではない。性能、デザインともに、これ以上の製品は世の中に存在しないと言い切れるほどのものだが、そのぶんハズレを掴んだ時の絶望感も大きい。PC選びで失敗しないためにも、ここではPC評価のプロ「三賢者」が選ぶ製品や、PC選びのポイントをじっくりチェックしてもらいたい。

20万円を超える憧れのハイエンドPCを勝手に採点

 PCを評価する際のポイントは人によって違う。そこで、異なる価値観を持った3人のPCライターに各社のSandy Bridge搭載マシンを採点してもらった。採点方法は基本スペック(搭載CPUやメモリー容量、オンボード機能など)が最大40点、本体サイズや、デザイン、色などの外観が最大30点、騒音とシステム温度が最大10点、ライターの個人的な思い入れや評価ポイントが最大20点の、合計100点満点としている。

 総合的に点数が高かったベスト3は、万人にオススメできる「失敗しない夏モデル」として、次ページ以降で具体的にレビューしていこう。

 なお、本企画の制作中に発表されたソニー「VAIO Z」は、3人のライターの注目度が非常に高かったのは言うまでもない。しかし、今回の企画には実機が間に合わなかったので、「VAIO Z」は評価対象にしていない。とはいえ、カタログスペックと写真だけでも三賢者の評価が非常に高かったので、今回は審査員特別賞として「VAIO Z」を選ばせてもらった。

失敗しない20万円超えPC選び ベスト5
順位 メーカー/製品名 石井英男 後藤宏 花茂未来
1 ソニー「VAIO F VPCF229FJ」 92点 91点 85点
2 パナソニック「Let'snote B10 プレミアムエディション」 88点 79点 94点
3 HP「HP TouchSmart 610PC」 83点 92点 83点
4 NEC「VALUESTAR W VW970/ES」 85点 91点 80点
5 Alienware「M18x」 80点 80点 88点
努力賞 富士通「FMV ESPRIMO FH98/DM」
東芝「dynabook T851/D8CR」
パナソニック「Let'snote C10」
NEC「VALUESTAR VL750/ES」
マウスコンピュータ「m-Book G MB-G701S」
ASUS「NX90SN-YZ016V」
- - -
特別賞 ソニー「VAIO Z VPCZ219FJ」 - - -

モバイルマイスター 石井英男
20万円を超えるマシンを買うのなら、やはり誰にでも自慢でき、所有する喜びをもたらしてくれる製品を選びたい。私のイチオシは、240Hz駆動で美しい3D表示を実現した「VAIO F VPC229FJ」だ。3Dボタンを押すだけで、2Dコンテンツを3Dに変換できる機能も便利だ。次点として推すのは、携帯性と大画面を両立させた「Let'snote B10 プレミアムエディション」だ。

スペック厨 後藤宏
20万円オーバーならば高性能なだけではなく、もう1点付加価値がほしい。ソニー、NECの2モデルは、立体視やAV性能に優れ、十分に納得のいく逸品。富士通、東芝の2モデルも、AV機能が充実しており、価格どおりの満足感が得られるだろう。だが、今回は敢えて日本HPの「HP TouchSmart 610PC」をイチオシとしたい。ホント楽しいのですよ、可変機構が(笑)。「PCをコミュニケーションツールとして利用する」という観点で考えれば、なかなかにあなどれないマシン。PCの新しい可能性を広げるモデルとして、注目しておきたい1台だ。

コストパフォーマンス命 花茂未来
モバイルノートでありながら、メインマシンとしても十分な性能を持つ「Let'snote B10 プレミアムエディション」が究極の1台といえる。価格も30万円超えとすごいが、それに見合った性能と手厚い保証が受けられる。ゲームが目的ならAlienwareの「M18x」をオススメしたい。20万円超えとなるとコストパフォーマンスを追及するのはナンセンス。派手な買い物と覚悟を決めたら、満足感を優先させたい。

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