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HTML5でiPhoneアプリ開発!PhoneGap入門 (3/5)

2011年07月25日 14時20分更新

文●古籏一浩

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Xcodeの起動とPhoneGapの選択

 準備ができたらさっそくPhoneGapを使ってiPhone/iPadアプリを作ってみましょう。Xcodeを起動します。

 以下のようなウィンドウが表示されたら「新規 Xcode プロジェクトを作成」ボタンをクリックします。ウィンドウが表示されない場合はファイルメニューから「新規プロジェクト...」を選択してください。

 左側に表示されているテンプレート一覧でPhoneGapの欄をクリックし、右下にある「選択...」ボタンをクリックします。

 プロジェクトフォルダの名前と保存場所を決めて「保存」ボタンをクリックします。

 新規プロジェクトウィンドウが表示されます。PhoneGapで使用するファイルを見てみましょう。PhoneGapでは「www」フォルダ内に必要なHTMLファイルやスクリプトファイルが入っています。wwwフォルダの左側にある▼をクリックするとフォルダの中身が表示されます。

 「index.html」をクリックするとXcodeの編集画面にHTMLファイルの内容が表示されます。この状態(デフォルト状態)では、テスト用に用意されたページとスクリプトコードが書かれています。

 テストページが実際に動作するのか実行して確認してみましょう。プロジェクトメニューから「アクティブな実行可能ファイルを設定」→「iPhone Simulator 4.3」を選択します(メニュー項目にはプロジェクト名が付加されています)。

 「ビルドと実行」ボタンをクリックします。

 iOSシミュレータが起動し、しばらくすると「PhoneGap」と書かれたアプリの起動画面が表示されます。

 PhoneGapのテストページ内に書かれているJavaScriptが動作し、アラートダイアログが表示されます。OKボタンをタップします。

 アプリの画面には「Hey,it's PhoneGap!」という英語のメッセージが表示されます。ここまで問題なければPhoneGapが正常に動作していることになります。

 PhoneGapのアプリを停止させるにはプロジェクトウィンドウの「タスク」ボタンをクリックします。

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