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現役女子大生が選ぶ! スマホとウィルコムの組み合わせ

2011年07月19日 20時21分更新

文● 林 佑樹 撮影● 住川奈津、モデル● 黒井あずさ

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2台持ちってどのくらい料金がかかるの?

 2台持ちで気になるのは、月当たりの通信費だ。当然、キャリアをまたぐことになるので、1キャリアよりもコストは高くなってしまうが……ウィルコムのプラン自体が安いので思ったほどではない。毎月3スイーツをガマンすれば、大丈夫なくらいだ。まずはウィルコムの料金プランを見てみよう。

 「新ウィルコム定額プランS」は、月1450円。国内携帯電話や固定電話などへの通話も定額になる「だれとでも定額」は980円。基本はこの料金で、まずは、2430円。またすでに家族がウィルコムと契約しているのであれば、「もう1台キャンペーン」を利用するのもアリ。そのときは「だれとでも定額」の980円だけで済む。

 次にドコモ、au、ソフトバンクのプランをチェックしてみよう。ここではデータ通信のみに絞った料金プランを表にまとめてみたぞ。なお、下記表は料金プランのみで、端末料金を含んでいない。店頭ごとに価格が異なるだけでなく、その他のプラン契約で料金が変わるため、以下の表はあくまでも参考ということで。

3キャリアの月あたりの料金目安

※1:月々サポート、もしくは毎月割の割引額が、機種・時期で変更されるため、およその割引額を掲載している。実際の割引額は店頭で確認してもらいたい。※2:iPhone 4の月々割は、新スーパーボーナス時のみ。こちらも店頭での確認を推奨する。※3:iPad 2は16GBの場合

 上記はデータ通信のみを前提に算出した目安だ。端末料金は含まれていないので、実際には表よりも維持費用は高くなる。店頭ごとで料金が異なり、日々変化しているため、具体的な提示ができなくて残念だが、情報を集めて安く入手してもらいたい。なお、データ通信に関するプランは、スマートフォンの場合、基本上限まで行くため、いわゆるフラットタイプを選択している。またドコモの「月々サポート」、auの「毎月割」は機種・時期で割り引き額が変動するため、具体的な価格については、店頭で確認してもらいたい。またiPhone 4の場合も、新スーパーボーナス発動時でないと月月割が発生しない。これも店頭での確認をオススメする。

 このように、iPad 2の場合がもっとも安くなる。ただ、「iPad 2 2365円+ウィルコム端末 2430円=4795円」は、端末を一括で購入した場合で、分割にした場合は、ウィルコム端末の維持費も含んで7155円になる。若干、料金に違いはでているが、各キャリアともプランに応じていくらかプラスされるため、用途で選んだり、デザインで選んだりといった選択方法でいいだろう。

 Web上では確認しにくいのだが、各キャリアとも割引サービスを実施しているので、それを利用すれば、ウィルコム側の通信費を相殺するということもできる。また、「月々サポート」「毎月割」「月月割」といったサービス以外でも、店頭によってはキャッシュバックキャンペーンを実施しているところもあるので、そういったタイミングで契約すれば、よりお得に2台持ちライフを満喫できるだろう。

 覚えておきたいのは、いずれの場合も通話分についてはウィルコム側で月額980円で完全固定に持ち込めるところだ。10分以内500回/月という縛りはあるが、ちょっとした意識をするだけで、音声通話分のコストを大幅にカットできる。1台のみで済ますのもいいが、月あたりの通話料金が2000円以上という場合なら、今回のように音声端末はウィルコムにしてしまったほうが断然オトクというワケだ。

結論:2台持ちのほうが利便性が高い

 さて、今回は最後にヘビーな料金の話が入ることになったが、2台持ちのメリットは、ひとつにバッテリー切れによって音声通話すらできない状態を回避できること、そしてモバイルバッテリーを持たなくて済みやすいので荷物を減らせること。また通話しながら、スマホを操作できるのもメリットといえるだろう。ウィルコム同士の定額通話でダラダラお話をしながら、旅行の行き先をスマホでチェックしつつ決めるといったこともお手軽にできてしまう。もちろん、他社の音声端末とスマホという選択肢もあるが、月額の維持費と音声通話料金を考えると、やはりウィルコムに落ち着いてしまう。

 また、すでに家族がウィルコムと契約しているのであれば「もう1台キャンペーン」で、さらにコストカットができてしまう。賢くモバイルライフを送ってもらいたい。

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