7月11日、アームズと日本ラッドは、共同開発を進めてきた節電サーバー「FujimiIII」の販売を8月1日より開始すると発表した。
FujimiIIIは、空調設備を使用しない外気冷却型(排熱型)データセンターでの利用を基準にコンポーネントを選定したラックマウントサーバー。東芝製のエンタープライズハードディスクドライブなど動作保証温度が高いパーツを採用し、50℃の耐熱性を実現している。
CPUには、4コアのCore i7、もしくは2コアのAtom D510を搭載する。消費電力は、Core i7で100W、Atomなら30Wとなる。
プラットフォームは5Uに10台搭載できる独立電源式ブックシェルフタイプを採用しており、1Uあたりでは2ノード/物理8コア(Core i7モデルの場合)という、低コストと高集積率、高密度を両立する。データセンターのラック寸法及び冷却空気循環方式によっては、ラックの前後(両側)から搭載することで、5Uあたり20ノードの搭載も可能となっている。