このページの本文へ

筑波チャレンジカップ第1戦に痛車で参加!

ミクやイカに続け! アマチュアレースで戦う痛車たち

2011年07月11日 21時38分更新

文● 北森涼介

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

NOPRO jr ロードスター 決勝6台抜きの大健闘!

決勝のスターティンググリッド

 決勝レースのスターティンググリッドは13番。野上選手は「こんな後ろのグリッド、筑波では初めて。スタートで前にいけるかどうか」とちょっと弱気発言。クルーのバナビ君が一生懸命励ましています。

スタートは大混戦!

 このパーティーレース、全体の参加車は非常に多く、クラス分けも細分化されています。今回の出走車も3クラス合同で24台が凌ぎを削るため、スタートはいつも大混乱。このスタート周にはチャンスも危険も眠っています。

 野上選手は、怪我のために無理をしないという作戦を取ったので、スタートの団子状態に直接絡むことなく、ヘアピンではアウトに逃げてやり過ごします。これが功を奏したのか、逃げた分で落とした順位をダンロップ下では元に戻すことに。

最終コーナー、あわやスピン?

 スタートから数週後、最終コーナーで仕掛けたのか仕掛けそこなったのか、テールを出してあわやスピン。何とか立て直しをしましたが、お釣りがきてアウトのダートにはみ出して、派手に土煙を上げてしまうアクシデントが発生!

激しい猛プッシュ

 最終コーナーのアクシデントで、野上選手の中で何かのスイッチが入ってしまったらしく、怪我をしているのがウソのような猛プッシュ。毎周回ごとに1台を抜いていくという快進撃を披露。パーティーレース関係者が多く観戦しているダンロップ下の観客席では、「おーっ!」という歓声が周回ごとに鳴り響いていました。

そして、ついにチェッカーフラッグ!

 そして、15周のレースが終了。NOPRO jr ロードスターは総合7位、NC2シリーズクラス5位でチェッカーフラッグを受けたのでした。クラス5位は予定通りですが、総合7位は大健闘。混戦のパーティーレースで6台抜きは素晴らしい快挙と言えます。次戦は表彰台を目指すぞ!

 次戦は、同じく筑波サーキットで9月3日に開催予定の「第22回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」の中で行なわれます。ぜひご観戦においでください。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ