Lenovo Ideaシリーズ大研究 第76回

必要最小限を満たす、玄人好みのチョイス

IdeaPad S205の標準アプリケーションを試す

必要最小限のアプリだが、かゆい所に手が届く、そんな玄人好みのプレインストールソフトが「IdeaPad S205」には搭載されている。ここではそんなIdeaPad S205のアプリケーションについてみていこう。

IdeaPad S205はFusion APUを搭載した。価格を超えた満足感を提供するモバイルノートだ

シンプルなプリインストールアプリケーション

　「IdeaPad S205」にプレインストールされているのは、レノボ製品ではお馴染みのユーティリティー類が中心だ。IdeaPad S205にはOfficeソフトはプレインストールされていないので、実用系のアプリケーションは、自分で必要なものをインストールすることになる。

　レノボオリジナルのユーティリティーは以下のとおり。

• Lenovo DirectShare
• Lenovo EE Boot Optimaizer
• Lenovo Veriface 4.0
• Lenovo Energy Management Software 6.0
• OneKey Recovery

「CyberLink YouCam」ではビデオチャットはもちろん、エフェクト機能を使った静止画・動画作成も簡単にできる

　サードパーティ製のアプリケーションは以下のようなものがプリインストールされている。

• ATI Catalyst Control Center
• McAfee VirusScan Plus (60日間評価版）
• i-フィルター
• CyberLink YouCam 3.0

　この他、ネットサーフィンやメールなどに関連するユーティリティーとしては、マイクロソフト標準の「Windows Live」関連のものが用意される。また、Adobe Reader 9.0もインストール済みだ。

　国産メーカー製のPCと比較するとだいぶ少なく感じられるが、海外メーカーとしては一般的な範疇だ。特にコンパクトなモデルでは用途を絞り込んでいるユーザーが多いから、あらかじめいろいろインストールされているよりも自分で好みのものを入れる方がよいという意見も多いだろう。シンプルに使いたいというユーザーにはうってつけのマシンだ。