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Lenovo Ideaシリーズ大研究第73回

お手軽価格で、日常的な使い勝手に優れる

Idea Pad S205が新世代のエントリーモバイルを切り拓く

2011年08月10日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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IdeaPad S205。高いグラフィックス性能を持つFusion APUを採用した携帯性の高いモバイルノートである

ネットブックの範疇を超えるモバイル機

 レノボのノートPCラインアップの中で、「IdeaPad S」シリーズはネットブックのカテゴリーに位置付けられる製品だ。

 ネットブックというとAtomというイメージがあると思うが、最近ではFusion APU搭載機が増えている。ここで紹介する「IdeaPad S205」もその一つだ。従来のイメージよりはワンランク上の性能を持ったIdeaPad Sシリーズの最上位モデルで、コンパクトさだけを追求したモデルとはコンセプトが異なる。

 打ちやすいキーボードやワイドHD11.6型液晶ディスプレーが使いやすさを提供し、心臓であるFusionAPUがグラフィックス環境も高度にサポートしてくれる。

発売時期:2011年6月

低価格+高性能モデルの定番となったFusionAPU

 モバイルからAVノートまで、ラインナップの幅が広がってきたレノボのIdeaPadシリーズ。その中で「IdeaPad S」シリーズは、重量1kg前半の軽量なボディーを採用した手軽に持ち運べるモバイルノートという位置付けである。

 かつては高価なイメージがあったモバイルノートだが、現在ではネットブックやCULVといった製品カテゴリーが一般的となった。ネットや文書作成などベーシックな用途に耐えうるスペックとすることで、価格を抑えている。本機「IdeaPad S205」(1038J2J)を例にとると、店頭での販売価格は4万円台(2011年7月現在)。一昔前には考えられない低価格で購入できるモバイルノートとなっている。

キーボードとタッチパッド

 IdeaPad Sシリーズには、インテルのAtomを搭載した「IdeaPad S100」というエントリーモデルも存在するが、ここで紹介するIdeaPad S205は、Fusion APUことAMD E-350(1.6GHz)を搭載する。

 Fusion APUは今年に入って搭載例が増えている。その理由としては性能に優れたデュアルコアCPUとグラフィックス機能(AMD RADEON HD 6310)を統合したチップである点が挙げられる。DirectX11に対応した3D性能は、ネットブックやCULVなどと呼ばれるカテゴリーの製品とは一線を画すもの。

 一方で統合型ゆえに低消費電力・低コストになるのだから魅力は大きいだろう。今後はネットブックやCULVノートの価格帯の製品で一層の採用が進んでいくと考えられる。

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