ASRock「Fatal1ty Z68 Professional Gen3」
PCI-E3.0サポートの「Ivy Bridge」対応マザーがデビュー
2011年07月07日 23時30分更新
次世代インターフェイスのPCI Express3.0をサポートするというZ68チップセット搭載マザーボード「Fatal1ty Z68 Professional Gen3」がASRockから発売となった。
COMPUTEX TAIPEI 2011でも展示されていた、世界的に著名なプロゲーマー“Johnathan Fatal1ty Wendel”氏監修のZ68チップセット搭載マザーがようやく発売となった。
同製品は、PCI Express2.0の倍となる帯域幅を持つ次世代規格、PCI Express3.0をサポートするのが特徴。インテルの次世代CPU「Ivy Bridge」と組み合わせることで、PCI Express3.0をサポートするビデオカードの性能を最大限に引き出せるという。なんとも気の早い話だが、「Ivy Bridge」世代にシフトしても同マザーが利用可能なのは間違いなさそうだ。
2.5倍の長寿命「Premium Gold Cap」、ゴールドコーティングが施された100%日本製高品質導電性高分子コンデンサを採用するほか、デジタルPWMV12+6フェーズ電源を搭載。さらにPLX社製PCI Expressブリッジ「PEX8608」による接続デバイスの適切な帯域の確保、USBマウスのポーリングレートを自由に変更できる「Fatal1ty Mouse Port」、PCの電源を切った状態でもPCのスピーカーを携帯音楽プレイヤーなどの再生に利用できる「On/Off Play Technology」など、シリーズの特徴は今回も健在。
Fatal1tyフィーチャーのオリジナルデザイン「UEFI」が採用されるほか、2.5インチドライブマウンタ機能を備えた、3.5インチベイ内蔵型USB3.0パネルが付属している。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×2(x16+x0もしくはx8+x8)、PCI Express x4×1(x16形状)、PCI Express x1×2、PCI×2で、メモリスロットがDDR3-DIMM×4(DDR3 2133(OC)/1866(OC)/1600/1333/1066、最大32GB)。
オンボードインターフェイスとして、デュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E)、8chサウンド(Realtek/ALC892)、IEEE 1394、SATA2.0×4、SATA3.0×6、eSATA×1、USB3.0×5(ASMedia)などを装備する。I/O部にはグラフィック出力機能としてHDMI×2/D-subを備える。
価格は2万9980円。ドスパラ パーツ館とTSUKUMO eX.で販売中だ。なお、PC DIY SHOP FreeTとパソコンショップアークでも8日から販売を予定している。