仕事で使うパソコンでも、自己主張したい
優れたモバイルパソコンは、いまや会議の必需品となりつつある。商談や打ち合わせで、自然と相手の使っているノートに目が行くこともあるだろう。
仕事用のパソコンだから機能が優先、無骨な外観でも問題ない……というのもひとつのこだわりだが、見た目の良さもビジネスを円滑に進める武器となる。もちろん愛着の湧く製品を使うことは、ビジネス・プライベートを問わず、仕事を楽しく充実させるために重要だ。
前置きが長くなったが、そんなこだわり派にぜひ注目してほしいのがLet'snoteシリーズ。その中でもパナソニック公式の直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定で手に入る“プレミアムエディション”だ。店頭モデルにはない高スペックなハードウェアが手に入るのが一番の魅力だが、充実した保証サービスが得られ、ボディーや天板のデザインを豊富な選択肢の中から選べるという点も覚えておきたい。
その名の通り“プレミアムな上質感”が得られるのがこのモデル。Let'snoteを選ぶなら迷わずプレミアムエディションというのは、ツウならば常識と言っていいと思う。
立体的な塗装面、触感も楽しめる新天板
そんなLet'snote プレミアムエディションに「LOCUS LINE」という200枚限定の天板が追加された。このLOCUS LINE、実は語りどころが非常に多い天板だ。
まず注目したいのが独特な質感。200種類を超えるアイデアからアンケート調査を経て選ばれたこの天板は、動きのある曲線が規則的に繰り返される「ダイナミックさ」と「繊細さ」が共存したイメージだ。シルバーを基調とした色合いは落ち着いたもので、デザインを重視しながらも、堅い商談の場でも普通に取り出せる、さりげなさを備えている。
この精緻なパターンは印刷ではなく、「三次元表面加飾」という独特の工法が用いられている。Let'snoteシリーズの天板では、昨年限定販売された「インナールーセント」で初めて活用された工法だ。これはマグネシウム合金製の天板の上に、パターンを印刷したフィルムを貼り付けるというもの。加熱しながら真空パックのように、金属天板にピッタリと外装を密着させる。
フィルムは、印刷面をアクリルとポリカーボネート素材でコートしたもので、完成品を見ると、内側から輝いているような奥行き感のある模様が表現されている。
LOCUS LINEの発想は、このインナールーセント天板の開発過程で生まれた。より立体的な表現を実現するために「透明インク」を使いたいというデザイナーの発想から試行錯誤したものだ。仕組みは図のとおりで、フィルムの内部(印刷面とコーティングの間)に紫外線を当てると硬化するUV塗料を使用。これを天板に貼り付けると、硬い透明インクがポッコリと盛り上がり、表面に凹凸が生じる。
リアルな触感が楽しめるこの幾何学模様は、見る角度で複雑に表情を変えるのが特徴だ。一方で明るいプラチナシルバーの落ち着いた雰囲気はビジネスの現場でも存在を主張しすぎず、好印象。表面も指でひっかいても傷が付かない高い強度を持つ。指紋を布でぬぐっても、擦り傷などは生じにくい。デザイン性だけでなく、使い勝手にも優れた天板がLOCUS LINEなのだ。