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筆者哀願「頼む東芝さん!超電磁砲バージョンも出してッ」

6人の声優が喋りまくるiOSリモコン「RZ声優リモ」を試す!!

2011年07月13日 12時00分更新

文● 林 佑樹 撮影●篠原孝志(パシャ)

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 リモコンは長らくTVやビデオレコーダーに付属してるだけの存在だったが、昨今は単体製品として見直され、学習型リモコンはもちろん、魔法の杖型リモコンまでが登場するといった状況にある。今のところ赤外線通信で操作する機器が主流だが、今回は家庭内ネットワークがすっかり普及した状況を利用した新種のiOS/Androidアプリを紹介しよう。

RZ声優リモ

作者:TOSHIBA Corp.
価格:無料


※アプリ名をクリックするとiTunesのサイトに飛びます

対応機器リスト
テレビ X2/XE2/ZG2/Z2/ZP2/RB2/A2/AS2各シリーズ
レコーダー RD-X10/RD-BZ810/RD-BZ710/RD-BR610/RD-Z300などの「ネット de ナビ」搭載のRDシリーズ

苦節(?)数日、iPhone用「RZ声優リモ」がついに公開!

 「RZ声優リモ」は、東芝からリリースされているiOS/Androidアプリで、ローカルネットワーク経由で液晶テレビ「REGZA」シリーズや、ネットdeナビ対応のREGZAブルーレイ・REGZAハイビジョンレコーダーなど、いわゆるRDシリーズを操作できる。

 カンタンにいえば、アプリのインストールにより、iPhoneやAndroid端末をテレビやレコーダー用のタッチリモコンに変えてしまうというもの。

 REGZAを所有していなくても、デモモードで遊べてしまうので、持ってない諸君も速攻インストールすべし。9月10日までの期間限定ダウンロードなのだから。

 タイトルの通り、ボタンを押すごとに声優が喋るというのがウリで、かつ「これ以上リモコンを増やしたくない!」という人には、ある程度リモコンを一元化できるメリットもある。

 一足先にAndroid用がリリースされ、アプリのリリース直後からREGZAに乗り換えた人もいるようだ(主に声優ファンが)。今回は満を持してリリースされたiPhone用を元に話を進めていこう。

機能紹介前に声優陣をチェックしようか!

 というわけで、機能は後回しにして声優陣を見てみよう。起用された声優は6人。台詞はすべてオリジナルで300種類以上が用意されている。後述しているが、何かしらのボタンを押すと喋るという具合だ。

 6人の声優は次の通り。内田真礼さん、佐藤聡美さん、竹達彩奈さん、豊崎愛生さん、日笠陽子さん、米澤円さん。内田真礼さんは期待の新人声優で、残る5名はいずれも人気声優さんばかりだ。

 なんというか、聖痕のクェイサーや超電磁砲な声優さんもみかけて、個人的に嬉しいチョイスだ。カーチャ様がいらっしゃれば、さらに完璧だったのだけど。ああ、あとホシノ・ルリと白井黒子も。

リモコンとしても優秀……そしてよく喋る

 「今日もお会いできましたね」

 と、リモコン画面を表示する時点から喋る喋る。もちろん、下記している通り、台詞はランダムなのでちょっとした楽しみのポイントだ。

 早速、本来の用途であるリモコン機能をチェックしていこう。

 デモモードには、TVとRDがあり、基本的な操作体系はほぼ変わらない。ハードウェアのリモコンと同じく、決定やメニュー、モード、番組説明などのボタンがあり、それらいずれかをタップすると機器を操作できる。たとえば、番組説明であれば「ほうほう……こんなのをやっちょるんだねぇ~」と喋るのだ。

REGZAがなくてもデモモードで遊べる。TVとRDを選択できるが、基本的な操作部分は同一のものだ

 また操作的にはまずないが、マルチタッチにも対応しており、ボタンを立て続けにタップすると、台詞がいくつも同時に再生されるカオスな状況も作り出せる。この手の遊びは、アニメ好きや声優ファンならば、お約束だが、免疫がない人がいるときには、どん引きされてしまうので注意が必要だ(それくらいよく喋る!)。

 そして各ボタン1台詞ではなく、いくつか登録されており、それらがランダムで再生される。なお、「えー、特定声優だけのおしゃべりモードないのー?」というわがままが生まれてしまう気持ちはよくわかる。筆者は、竹達彩奈さんオンリーモードがほしい。

RDモードのときのスタート画面。ドライブ切換や決定、クイックメニューなどが用意されている

TV操作の画面だが入力時にも使用する。純正アプリ「電卓」に近いインターフェイスだ

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