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エラーページのUXをGoogle Analytics+jQueryで解析 (1/3)

2011年07月07日 10時01分更新

文●清水 誠

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その指標がデザインを決める

 制作者の腕の見せどころである「404 Not Found」エラーページのデザイン。前回は「エラーがどれくらい発生しているのか?」「発生した結果、どのような影響があったのか?」を調べる方法について紹介しました。今回はエラーページの効果を測定する方法について紹介します。

解析の目的は「役立つこと」

 404 などのエラーが発生すると、通常はWebサーバーまたはブラウザーが用意したエラー画面が表示されます。エラーが発生したことをユーザーに伝えるだけであれば、デフォルトのエラー画面でもいいはずです。あえてカスタマイズしたエラーページを用意する目的を改めて整理します。

本来の訪問目的を達成できそうな別のページへ誘導する(404 Not Foundの場合)
工夫の例:
  • 入力されたURLから推測した別のURLを提案する
  • 検索フォームを掲載してサイト内検索してもらう
  • 主要人気ページへのリンクを掲載する
  • サイトマップを掲載し、選んでもらう
回復後に、またサイトに来てもらう(500などシステム関連エラーの場合)
工夫の例:
  • 管理者に通知したことを伝え、すぐに直るだろうという期待値を高める
要望や質問を受け付ける
工夫の例:
  • サポート用の電話番号やメールアドレスを掲載する
  • 入力フォームをエラーページに設置する
良い印象を与える
工夫の例:
  • 印象的な画像や写真を掲載する
  • 軽いユーモアを出す
  • 文章や画像で真摯な姿勢を伝える

 前回紹介したサクラクレパスと本田技研工業のエラーページは、このうちのいくつかの工夫が実践されていました。こうした工夫が実際に効果をあげているかどうかが、今回の解析のテーマです。

さまざまな工夫がされているサクラクレパスと本田技研工業のエラーページ

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