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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第4回

スマートフォンのキャリアメール、使いやすいのはどれ?

2011年07月04日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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仕事でも使えるほど十分な機能
SC-02Bで使うドコモ「spモードメール」

 spモードメールはアプリで提供されているため、初回利用時はインストールが必要だ。ただこれは他アプリ同様、特段手間がかかるわけではない。メール画面はタイル風と縦にメニューが並ぶケータイ風に切り替えられるので、ここまではケータイからの移行でもそれほど戸惑わなさそうだ。またmicroSDにメールのデータをバックアップしたり、逆に取り込むことが可能だ。

起動直後はメニューが並ぶ。ケータイ風かAndroidスマホ風かは切り替え可能

「受信メール」を選択するとメールが一覧表示される。複数選択しての削除や保護も簡単

 送受信メールの添付ファイルを最大10MBにする場合は、[メール設定]→[その他の設定]→[メール全般の設定]の順で操作し、spモードパスワードを入力して、専用サイトへログインし、[詳細その他設定]の[その他設定]→「メールサイズ制限」と操作していく必要がある。ちなみに初期設定では2MB。逆に大きな添付ファイルがあると受信に時間がかかって嫌だという人は1MBにも変更できる。

 この方法で迷惑メール対策も可能で、受信拒否レベルの強/弱を選べる。強にすればケータイメールのみの受信となり、PCからのメールなどを受信する場合はドメインやアドレスの指定をおこなう。また無線LAN接続中にメールを受信できるようにする場合も、このサイト上で可能だ。

添付ファイルの容量変更や迷惑メール設定は専用ウェブにアクセスしてメニューを下っていく必要がある

 便利な機能としては、フォルダ作成時の自動振り分け機能が挙げられる。フォルダ作成機能自体は、他社にもあり、差出人や件名で振り分けることが可能だ。しかしspモードメールでは、フォルダ作成前に受信したメールも自動的に振り分けられる。他社のメールではフォルダ作成後に受信したメールは自動で振り分けるが、作成前に受信したメールは手動で振り分けなければならない。

メールの件名やアドレスでの振り分け機能がなかなか強力

 一方、SC-02Bのspモードメール/電話帳ともに、個別の差出人ごとにメールの受信(着信)音を変更することはできなかった。これはケータイユーザーには残念に感じられる。

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