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いまさらUSBメモリー活用術! 3.0か2.0か? 第3回

USBメモリーをセキュリティーやバックアップに大活用する

2011年06月30日 12時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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USBメモリーで安心バックアップ!
フリーバックアップソフト「FBackup4.6」

 FBackup4.6
 作者:Softland

 個人、商用でも無料かつ広告表示なしで使えるバックアップソフト。自動バックアップやウィザードによる手軽な設定など、基本的なバックアップソフトの機能を備えており、保存先として内蔵・外部ストレージのほか、ネットワークストレージも指定できる。

 USBメモリーに特定フォルダーのバックアップを作成しておけば、PCのトラブルに備えられるほか、複数のPCを利用したり、外出先のPCを使ったりする場合に、必要なデータが手元に無いといったトラブルも避けられるだろう。

 なお、本ソフトでのバックアップ方法は、ファイルを圧縮せずに完全コピーする、もしくはZIP圧縮をかけたうえで保存する2パターンが用意されている。ZIP圧縮を施す場合は事前にパスワードを設定できるので、万が一USBメモリーを紛失してしまった場合に備えられるのだ。基本的な設定方法は下記で紹介しよう。

本ソフトをPCにインストールして起動するとウィザード画面が表示されるので「バックアップ」ボタンをクリック

画面が切り替わるので「新規」ボタンをクリックする

バックアップのタスク作成に取りかかる。任意のタスク名を入力し、バックアップデータの保存先を指定

この画面が表示されたら、バックアップしたいフォルダーやドライブを指定する。バックアップから除外したいファイルはフィルターで処理できる

バックアップ方法をフル作成(ZIP圧縮)か、ミラー作成(圧縮せずに完全コピー)から選択。ここではフル作成を選択し、パスワードを設定する

この画面ではスケジュールバックアップの設定を行なう。頻度はマニュアル/毎週/毎月/毎日から選択可能だ。最後に「保存」→「保存実行」をクリックすると、バックアップタスクが登録され、バックアップ作業が始まる

 以上でバックアップの基本設定は完了だ。ウィザードが終了するとメイン画面に移行する。そして、復元が必要ならメイン画面から実行できるぞ。

メイン画面の左にあるタスク一覧から任意のタスクを選択し、「復元」ボタンをクリック

復元データの保存先と、復元したいファイルを選択する。復元したくないファイルはフィルタリングで除外できる。「終了」ボタンをクリック

パスワードの入力画面が表示されるので入力し、「OK」ボタンをクリックすると復元作業が始まる

 このようにUSBメモリーは容量や転送速度だけでなく、PCの安全を守るためにも活用できるのである。そのコンパクトさと低価格で、気軽に購入できるストレージのUSBメモリー。大容量のものから、一昔前のモノまで、一切無駄にすることなく使いこなそう。

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