いまさらUSBメモリー活用術! 3.0か2.0か?
第3回
USBメモリーをセキュリティーやバックアップに大活用する
2011年06月30日 12時00分更新
文● 花茂未来/インサイトイメージ
USBメモリーへのスパイウェア侵入を防ぐ
Spybot - Search & Destroy Portable
Spybot - Search & Destroy Portable
作者:PepiMK Software
スパイウェアの検出と削除ができるソフト。スパイウェアや悪質なクッキーのほか、レジストリ改変も検知する。本ソフトにはレジストリバックアップ機能が備わっているので、万が一不具合を起こしても修正前の状態に戻すことが可能である。
また、外出先でPCを使う場合に心強いのが、スパイウェアのプロテクト機能。手動で検索をかけなくても、スパイウェアが進入を試みた瞬間に防御してくれるというもの。USBメモリーで持ち運んでいるブラウザーで、Webブラウジングをする場合にも安心だ。使い方は下記の通りで、基本的にはインストール後に定義ファイルのアップデートを実行し、プロテクト機能を有効にすればいい。
プログラムをインストールすると、ウィザード画面が立ち上がる。「Create registry backup」ボタンをクリックしてレジストリーのバックアップを行なう。これ以降のウィザード画面の設定は、メイン画面からもできるので画面を閉じる
Spybotのメイン画面。「Search for updates」ボタンをクリックして、定義ファイルを更新する
定義ファイルをダウンロードするサーバーを指定し、「Continue」をクリック
画面が切り替わったら、「Download」をクリックして各種定義ファイルを入手する
メイン画面の左にある「Immunize-免疫」をクリック。これでスパイウェアの自動監視が有効になる
これで基本設定は完了だ。本ソフトはマルチ言語に対応しているので、メニューバーにある「Language」→「Japanese」を選択するとインターフェースが日本語表記になる