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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第205回

葛西臨海公園で出会った猫の想い出写真

2011年06月24日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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やっぱりモデルさんそっちのけで……

撮影していたら猫がひょこひょこと寄ってきたので、首筋を撫でてみたの図。たまたまそのときに手にしていたカメラで撮ったらしい。実は覚えてない(2004年3月 コニカミノルタ Dimage Xg)

撮影していたら猫がひょこひょこと寄ってきたので、首筋を撫でてみたの図。たまたまそのときに手にしていたカメラで撮ったらしい。実は覚えてない(2004年3月 コニカミノルタ Dimage Xg)

 次がその1年後。このときは猫にあまり出会わなかったのか、猫なんて撮ってる余裕はなかったのか、写真はわずかしか残ってなかった。

 寄ってきた猫を撫でながら撮ったのだが、この猫の写真は上の1枚だけ。だから撮ったことすら覚えてなかった。

ふてぶてしい顔でのっそりと後ろに見えている藪から現われた猫。しっぽの先が白いところが可愛い(2009年10月 ニコン D90)

ふてぶてしい顔でのっそりと後ろに見えている藪から現われた猫。しっぽの先が白いところが可愛い(2009年10月 ニコン D90)

 その次は数年の間が空いて、2009年。モデルさんを撮ろうとしたら、裏の藪からひょこひょこと1匹出てきたので、思わずそっちを優先してしまった感ありありな写真。だめじゃん。

 このまま近くを通り抜けてどこかへ行ってしまったのだが、さすがに追いかけていくわけにもいかず、仕事に戻る。

売店にいるだけあって、人によく慣れていた。左右の手で模様が違うところがおしゃれ(2009年10月 キヤノン Powershot S90)

売店にいるだけあって、人によく慣れていた。左右の手で模様が違うところがおしゃれ(2009年10月 キヤノン Powershot S90)

赤い首輪をつけて、とことこと駆けて行った猫。誰が飼ってるんだろう。ちょっと気になる(2009年10月 キヤノン Powershot S90)

赤い首輪をつけて、とことこと駆けて行った猫。誰が飼ってるんだろう。ちょっと気になる(2009年10月 キヤノン Powershot S90)

 その帰り際、売店脇でまたもや猫発見。

 首輪をしている白猫もひょこひょこと駆けてたりして、いい感じでした。面白いのは登場する10匹が全部違う猫ってこと。広い公園なだけにそこかしこに隠れていて、それぞれ縄張りもあるんだろう。

 ともあれ、古い写真の発掘はやはり面白いですな。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。Twitterアカウントは@ogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei


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