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Apple Geeks 第43回

Apple TVの道は「AirPlay」の活用にあり

2011年06月16日 22時00分更新

文● 海上忍

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 本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。

 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。

「Apple TV」を使い倒そう

 第2世代「Apple TV」は、よくできた「家電」だ。映画をレンタルできるうえ、iTunesライブラリーにストックした音楽や映像を視聴できる。写真だって表示が可能だ。TVとはHDMI接続で劣化なし、ネットワーク接続は有線/無線どちらでもOK。しかも価格は8800円、iOS系デバイスでは文句なしの最安値だ。

 ただ、どうにも遊び甲斐がない。音楽を聴くだけなら画面を点灯しておく必要はないし、毎日映画をレンタルする気にはならない。YouTubeを見ようにも、付属のリモコンでは日本語を入力できない。ふと思い立ってウェブブラウジング、写真だろうがPDFだろうが構わず表示、というMacの自由な使い方のほうが自分のスタイルにはしっくりくるのだ。

 そのせいか、Apple TV(第2世代に限らず第1世代も)は、今ひとつ盛り上がりに欠けている。圧倒的なコストパフォーマンスを備えながら、その良さが生かしきれていないのだ。

 しかし、だからといってお蔵入りさせる必要はない。そう、「AirPlay」があるじゃないか! AirPlayを使えば、Apple TV単独ではできないアレやコレやが……というわけで、AirPlayを使ったApple TVの活用術を検討してみよう。

Mac用やiOS用アプリとAirPlayを組み合わせて使うと、「Apple TV」が利用しやすい

 なお、過去に当連載で掲載したApple TV/AirPlay関連記事を合わせて読んでいただくと、より活用しやすくなるはずだ。


(次ページに続く)

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