6月14日、マカフィーは家庭向けフィルタリングソフト「マカフィー ファミリープロテクション 2011」の提供を開始した。
マカフィー ファミリープロテクション 2011は、WebのURLフィルタリングだけでなく、音楽やオンラインゲームのフィルタリングが加わった。これは、iTunesが配信する、歌詞が不適切だと思われる音楽や、オンラインゲームサイトへのアクセスをフィルタリングする機能だ。
また、フィルタリングの設定については、
- 0歳~7歳
- 8歳~13歳
- 13歳~17歳
- 18歳以上
という4段階のカテゴリーを用意。それぞれの年齢に応じた適切なフィルタリングが行なえるようになった。
ほかに、子供のインターネット利用状況のレポートをメールで送信する機能、PCの設定をリモートで変更できる機能なども追加された。
なお、Google、Facebook、Yahoo !、YouTube、Bing、MSNなどの検索エンジンやソーシャルメディアには、成人向けコンテンツを検索結果から除外する機能が用意されるが、子供がこれを無効にしてしまう可能性もある。こうした事態を防ぐため、マカフィー ファミリープロテクション 2011では、これらフィルタリング機能を自動的にオンに戻し、検索履歴を記録する機能も搭載する。
価格は1年ライセンス5250円(税込)で、3台のPCにまでインストールできる。また、1PCあたり10ユーザーまで利用可能だ。