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iPhone×ARの新感覚シューティング

見慣れた街に宇宙人が襲来? 『銀河系第三惑星ARバトル』

2011年06月28日 11時00分更新

文● カリーさん(@currysan) 写真●小林伸 ロケ地●代々木公園

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見慣れたビル群に敵が襲来する姿は圧巻。敵の弾を落としつつ、撃破する

基本は「AR MODE」でレベル上げ

 今回は、せっかくなので屋外でのバトルに挑戦してきた。ゲームそのものは室内でも楽しめるのだが、やはりビルや見慣れたランドマークに宇宙人が現われたほうが「俺の街が侵略されてる……ヤツらめ!」という気分が増す。走ったり、転がったりしても大家さんに怒られないというのも、借家住まいのカリーさんにとっては大切なポイントだ。

 たとえ担当編集が(「時間厳守!」と叫んでいたにも関わらず)寝坊で1時間半遅刻してきても、カリーさんの屋外ロケは欠かせないっ!

※編注:実際のプレイでは写真のようにホフク前進する必要はありません

 さて、ゲームのスタート画面には、いくつかのモードが用意されている。この中で、最初に遊ぶことになるのが一番上にある「AR MODE」だろう。

ユーザー登録を済ませて、メールアドレスとパスワードを入力するとスタート画面が現れる。まずは「AR MODE」をタップ

いきなりiPhoneがスカウター代わりとなって、現実の映像の上に敵が出てきた。タップで撃退だ!

ちなみに右下の「AR ON」ボタンをタップすると、背景が宇宙空間に切り替わる

 最初は敵が弱いし、レベルがすぐに上がるので、まだゆったりと戦える。といっても敵は周囲を動きまくるので、なかなか攻撃は当たりにくい。何度かレーザーを当てて、ようやく撃墜できたときの感動はひとしおだ。

 天地の区別がない宇宙空間で戦うのがこんなに難しいとは……。ちなみに敵が撃ってくる弾は、左右に動けばよけられるのかと思いきや、タップで撃墜するのが正しいようだ。

武器は全部で3種類。左から連射できるが威力が弱い「レーザー」、中央が攻撃力は強いけど当てにくい「ミサイル」、右が自分も含めて画面全体にダメージを与える「ボム」という感じ。初心者にはレーザーが一番使いやすい

 ゲームを進める上で、体力のない方にオススメしたいのが、回転イスプレー。最初の頃は立ってプレーしていたが、「あれ、これってイスで回れば楽なんじゃね?」と気付いて(遅い)、途中から使ってみたところ、素晴らしく戦いやすくなった。

 アプリは、現実の映像にリアルタイムで3Dグラフィックを重ねたうえで、ぐるぐる回転してもちゃんと描写するというヘビーな処理をやっている。にも関わらず、iPhone 4では違和感なく画面が追従してくる。

 中々ハイレベルなプログラマーの仕事なのだろうと想像する。ARといっても特にマーカーを認識させるわけでもなく、そのまま使えばOK。難しいことを考えずに普通に遊べるのもマルだ。

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