HDDの価格競争は2TBから3TBへとシフトし始めたようだ。本日、秋葉原の複数ショップでは、WesternDigital製の3TBモデルが1万円を切って販売されているのが確認できた。
価格が1万円割れの9980円となったのは、WesternDigital製の3TBモデル「WD30EZRX」。9日の時点ではツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.、ドスパラ パーツ館の3店舗で販売されていた。値下げは明日10日以降、さらに他のショップへも波及しそうな勢いで、すでにクレバリー1号店やZOA秋葉原本店、PC DIY SHOP FreeTなどでは、週末の1万円割れ販売が予告されている状況だ。
なお、サハロフ佐藤のアキバ定点観測(6月4日調査分)によると、「WD30EZRX」の最安価格は1万1980円。わずか5日間のあいだに2000円ほど値下がりした計算。10円単位での価格競争が当たり前のHDD市場にあっては異例の下がり方と言えそうだ。
ちなみに、同HDDはAdvancedFormat(4Kbytes Sector)採用品となる。言うまでもないが、Windows XP以前のOSには非対応なので利用には注意したい。
ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.、ドスパラ パーツ館の3店舗で販売を確認。さらにクレバリー1号店では、近日入荷予定として9970円としているほか、ZOA秋葉原本店、PC DIY SHOP FreeTなどでも1万割れで販売予定だ
