ともあれ、やっとこさお目当てのお店にたどり着くとランチタイム。でも食べてると、近くで猫の声がする。近い。どこだ。気になる。
食事を終えてレジのある1Fに降りると……なんとそこにおりました。びっくり。
1Fは白熱灯のみのすごい暗い空間だったので、ISO感度をめいっぱい(ISO12800)上げて撮影。ここまで上げるとノイズがどっと増えるのだが、じっとしててはくれないので感度を上げてシャッタースピードを上げねばブレてしまうのだ。
この子、どう見ても子猫の面影を残してるのに、お腹がでかい。ぽてっとしてる。お店の人によると、このあたりに住み着いてる人なつこい野良猫で、去勢しようと獣医につれていったら、まだ1歳にもなってないのにおなかに子どもがいて断念したのだと。ああ。
彼女はそのまま店の外に出て、ちょこんと座って待ってた。
こうしてみるとまだまだ子猫だねえ。こんな調子でわたしが猫を見つけるたびに立ち止まって(それどころか座り込んじゃう)は撮るから、なかなか進まない一行。しまいには呆れて置いてかれそうになりましたとさ。
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デジタル一眼レフカメラが上手くなる本 基本とシーン別の撮り方60上原 ゼンジ、桃井 一至、荻窪 圭(著)翔泳社
デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方荻窪 圭(著)MdN
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。Twitterアカウントは@ogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。
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