6月8日、サイボウズはエンタープライズグループウェアの新バージョン「サイボウズ ガルーン 3.1」の発売開始を発表した。
サイボウズ ガルーン 3.1の特徴は、節電対策としての輪番操業やサマータイムへの対応。そのための機能として、拠点やグループごとのタイムゾーンやカレンダー、稼働日、稼働時間に対応する機能を搭載する。これにより、国内各所で稼働日や稼働時間が異なるメンバーのスケジュール管理や調整が容易になるという。
ほかに、ユーザーエクスペリエンスの強化/改善として、スケジュールの表示タイトルの省略、ToDoのスケジュール表示、メッセージ、Webメールのドラッグ&ドロップなどが加わった。
システム管理機能も強化されており、掲示板やファイル管理のためのAPIが追加された。他のシステムで承認された文書だけをガルーンで全社告知する、ガルーン内のスケジュールデータを他システムへ受け渡すなど、双方向のデータ連携が可能となる。ブイキューブのWeb会議システム「V-CUBEミーティング」とも、APIを活用したシームレスな連携を実現しているという。