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西田 宗千佳のBeyond the Mobile 第71回

Let'snote Jが誇るパナソニック・チューニングの実力

2011年06月09日 12時00分更新

文● 西田 宗千佳

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 今回のお題は、「Let'snote J」シリーズの最新モデル「CF-J10」(以下J10)だ。特に今回は、ハイスペックモデルにあたる「CF-J10SYBHR」を選び、パナソニックご自慢のチューニングを堪能してみることにした。SSD搭載のハイスペックモデルは、どこまで快適になったのだろうか。

Let'snote J「CF-J10SYBHR」

最大の特徴は「ジャケットスタイル」
ラフに使えるのは便利だが厚みが気になる

 今回試用したJ10は、2010年に登場したレッツノートの中でも新顔にあたるラインナップである。その特徴は見た目でおわかりのように、「ジャケット」をまとっていることだ。本体の外側に専用のジャケットを付けることで耐衝撃性を高めつつ、持ち運びの際に別途カバーを付ける必然性をなくそう、という狙いで作られた製品である。

 本連載では昨年、Jシリーズが「J9」として登場した時に連載57回でレビューしている。このときは価格重視の下位モデルを試用したのだが、こと「ジャケットスタイルの印象」という意味では、そのときと大差ない印象だ。

ジャケットの裏には手を入れるバンドもあり、片手でも安定して持てる

 上位モデルも下位モデルも、ジャケットの構造そのものは変わらない。堅い心材の入ったジャケットが、比較的自由に動くフックと底面のビスでパソコン本体に留められる、という構造で、付けたまま気軽に持ち運べるのが特徴といえる。上位モデルと下位モデルではカバーの色とデザインが異なるが、どちらがいいかは好みの問題、といったところだろうか。

ジャケットを固定しているディスプレー左右のフック。このフックと底面のネジで固定されている

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