【NEC報道資料】NEC、被災者の情報アクセスを支援
～「LifeTouch」や「Aterm WM3500R」などを無償提供～
2011年6月6日
NECグループは(注1)、UQコミュニケーションズ株式会社(注2)と協力し、東日本大震災での被災者の情報アクセスを支援するため、高齢者や子供達を含む被災者が、避難所生活で必要となる生活情報へ簡単にアクセスできる環境を提供します。第一弾として、5月24日から7月末まで、宮城県石巻市・多賀城市の避難所に展開します(注3)。
現在避難所においては、地域に密着した情報の取得や、被災者個人による情報発信が容易でないという課題があります。これらの課題に対し、NECは誰でも簡単に使える「LifeTouch（TM）（ライフタッチ）」を20台、また、高速無線によるインターネットを実現する「UQ WiMAX環境」及びWiMAXへアクセスするための高速無線LANルーター「Aterm（R）WM3500R」5台を無償で提供します。
「LifeTouch」では、地域に密着した生活情報検索や被災者個人による情報発信を容易に行えるように、「被災者支援ホームアプリ」を塔載しました。「被災者支援ホームアプリ」は、クラウドサービスで提供します。
なお、NECソフトウェア東北株式会社は、今回の支援に際し、被災者や各自治体からヒアリングを行い、各自治体と協力し避難所での環境構築および、「LifeTouch」の利用方法のサポートなどの立ち上げ支援を行いました。
NECでは、今回の支援の提供期間の延長や提供台数の追加、また、対象自治体の拡大を検討していくとともに、今後も自治体や企業と協力しながら「LifeTouch」の数百台規模の無償提供を通して、継続して被災者の支援を行います。
このたびの支援内容は次の通りです。
【提供機器】
「LifeTouch」20台、「Aterm（R）WM3500R」5台、「UQ WiMAX」接続回線 5台分
【避難所専用アプリ：LifeTouch「被災者支援ホームアプリ」】
1．地域に密着した生活情報へのアクセス
自治体からのお知らせ、避難所からのお知らせ(注4)、原発情報、また地域のニュース・天気などを、ワンタッチで確認することが可能です。それぞれの情報はアイコンで表示されており、被災者が容易に必要な情報を入手することを支援します。各サイトに掲載されているPDFファイルなどパソコン向けのドキュメントも閲覧可能です(注5)。
2．被災者からの情報発信
独自アプリ「投書箱」により、被災者が自治体への要望・相談などを音声・写真・文章で発信することが可能です。
3．その他
緊急時の応急対処方法が掲載された「救命・応急手当の基礎知識アプリ」(注6)により、症状や怪我別の、様々な対処方法を調べることが可能です。
なお、「被災者支援ホームアプリ」は、NECビッグローブが提供するクラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」(注7)を利用しており、被災者に必要な情報サイトとそのサイトへアクセスするアイコンは、自動的に変更することが可能です。
以上
＜「LifeTouch」に関する情報＞
URL： http://www.nec.co.jp/cld/
＜本件に関するお客様からのお問い合わせ先＞
NEC パーソナルソリューション販売推進本部
電話:（044）455-8922
(注1)
NECアクセステクニカ株式会社 http://www.necat.co.jp/
NECソフトウェア東北株式会社 http://www.tnes.co.jp/
NECビッグローブ株式会社 http://www.biglobe.co.jp/
(注2)
UQコミュニケーションズ株式会社
http://www.uqwimax.jp/
(注3)
石巻市の避難所：蛇田小学校、飯野川中学校、旧仙台エクセルホテル東急
多賀城市の避難所：多賀城市文化センター
(注4)
避難所からのお知らせは、twitterを利用。twitter用のアプリは、NECビッグローブの「ついっぷる」を利用。
http://z.twipple.jp/
(注5)
カタリスト・モバイル株式会社 http://www.catalystmobile.co.jp/
(注6)
株式会社法研 http://www.sociohealth.co.jp/
株式会社C2(シーツー) http://www.c2inc.co.jp/
(注7) http://business.biglobe.ne.jp/hosting/cloud/
* 「LifeTouch」は、日本国内におけるNECの登録商標です。
「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標です。
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