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遠隔地からアウトレットのオン/オフなども可能に

APC、消費電力量が見えるラック用電源タップ「Switched Plus」

2011年06月03日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月2日、エーピーシー・ジャパンはラックマウントPDUの新製品「Switched Plus(型番AP8641)」を6月3日に発売すると発表した。

ラック内部のスペースをとらずに設置できる「Switched Plus」

 ラックマウントPDUは、サーバーやストレージ、ネットワーク機器などに配電を行なう電源タップ。Switched Plusは単なる配電だけでなく、アウトレットごとの電圧や電流、電力、消費電力量をネットワーク経由でリアルタイムにモニタリングする機能を搭載する。これにより、各ユーザーが使用している機器の電力使用状況などを明らかにできるという。

 さらに、アウトレットごとのオン/オフ操作もネットワーク経由で制御可能で、遠隔地から未使用でアウトレットの電源を落としたり、特定のアウトレットの使用を制限できる。

 また、同社の統合管理ソフトウェア「InfraStruxure Management Software」と連携させることで、データセンターやサーバールーム全体の物理インフラとITを一括管理し、より効果的なエネルギーマネジメントソリューションの提供が可能になる。

 本体部分は厚さ51.3mmで、ラックの内部スペースを消費しない「ゼロU」サイズとなっている。価格は15万4000円(税抜)。

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