ウェブアルバムサービスに自動アップロードできる
モバイルデバイスに取り込んだ写真はEye-FiアプリからFlickrやmixi、Evernote、Picasa、MobileMeなどのウェブサービスに転送できる。さらに、インターネットに接続できる無線LAN環境があれば、撮影した写真をEye-Fi Mobile X2から直接アップロードすることも可能だ。公衆無線LANがないなら、モバイルルーターをバッグの中に入れておけばいい。
心引かれる機能としては“エンドレスモード”がある。メモリーカードの使用量が指定の割り合いをオーバーした時に、古い写真から自動的に削除する機能だ。iPad 2やスマートフォン、ウェブアルバムをストレージとして利用できるのだが、Eye-Fi Mobile X2自体も8GBの容量を持っている。なかなか使い切れる容量ではないし、1GBの写真をアップロードする時間も膨大なものになる。カメラのバッテリーもそこまで保たないので、活躍するシーンは少なそうだ。
気になるEye-fi Mobile X2の価格は約8000円。Class 6の8GB SDHCカードなら3500円前後で購入できるので、約2倍といったところ。搭載している機能を考えれば、格安と言ってもいいのではないだろうか。デジカメ用のSDHCカードを購入する予定なら、Eye-Fi Mobile X2はイチオシだ。
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Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8GEye-Fi Japan
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスパソコンテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「PDFビジネス徹底活用技」(技術評論社)、「Linkedln人脈活用術」(東洋経済新報社、共著)。
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