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基本性能を向上した新「らくらくパソコン4」が発表

2011年05月31日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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らくらくパソコン4 AH/R4。本体カラーはシニア層に人気のゴールド

 富士通は31日、シニア層や初心者向けのパソコン「FMVらくらくパソコン4」を発表した。ノート型2機種がラインナップされている。価格はオープンプライス。

 新しいらくらくパソコン4は、プラットフォームがSandy Bridge世代の新CPUとチップセットに更新されて基本性能が向上したほか、USB 3.0の搭載、テンキーの装備や静電式タッチパネルディスプレーの採用などの改良が施されている。主な仕様は以下のとおり。

らくらくパソコン4シリーズのラインナップ
製品名 ディスプレー CPU HDD USB 3.0
AH/R4H 15.6型 1366×768 タッチパネル Core i5-2520M 2.50GHz 500GB 2ポート
AH/R4 Celeron B810 1.60GHz

 らくらくパソコンシリーズは、パソコンに慣れていないシニア層や初心者向けに、独自のタッチ操作メニュー「らくらくメニュー」や文字が読みやすく色分けされたキーボードといった、ユーザーインターフェース面で独自の工夫を積み重ねた製品である。

 新製品では、ニーズの高いハガキ作成ソフト「筆ぐるめ」をさらに使いやすくするために、3ステップでハガキが作れる専用メニューを用意。ウィザード形式の画面に従うだけで、簡単に写真入りハガキを作成できる。写真活用に関しても改良が加えられ、写真に文字を載せて印刷する「文字入れ印刷」といった、ユーザーニーズを反映した機能が搭載されている。

 シニア向け携帯電話機「らくらくホン」との連携も強化。らくらくホンで記録したユーザーの活動量(歩数)を、らくらくパソコン4で簡単に取り込み、写真と合わせて健康管理に役立てる「らくらくウォーキング日記」といったアプリケーションも用意されている。

 OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載。OfficeソフトとしてOffice Personal 2010もプレインストールされている。予想実売価格は、AH/R4Hが16万円強。AH/R4が14万円前後。発売日はAH/R4が6月9日、AH/R4Hは6月16日の予定。

 なお、ディスプレー一体型デスクトップタイプの「FH/R3」は継続販売となる。

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