こう使え! 余ったサイドパネルの超活用術
さて、元々持っていた「禁書目録」のサイドパネルが余ったり、A、B、Cモデルをコンプリートしたものの、SOLOが1台しかないことに気がついてしまったウッカリさん! そしてSOLOが手元にないが「とりあえず“超電磁砲”なので買わざるを得ないだろっ!」という勇者のキミに、工作お兄さんの俺がとっておきの活用術をお教えしよう。
当初は“うちわにする”(重すぎるっしょ!)、“エアコンの風除けにする”(いや推奨して読者ん家で落ちたら責任取れネーし)、“ブックエンドにする”(キャラが見えネーだろがっ!)など、紆余曲折し、最終的に
焼き肉用の鉄板にしよう!
ということになったが、いざコンロにかけてみると、ステッカーが解けてしまうことが判明! しかし「変●ミ」を見ていてキュピーンッ!とキタのがこのアイデアだ!
ちなみに、撮影に使ったお刺身は家族でおいしくいただきました。っつーか、お刺身食べたくてこのネタにしました。
が、いくらコーティングされているとはいえ、サイドパネルだけに再度使うには魚臭いってコトで、もうちょっとマシなアイディアを。それがこの晩酌用のテーブルだ。
女子中高生の女の子たちと一緒に呑めるなんて最高ダゼ! ああ、俺ってリア充ってヤツ? ってほどに至福のミニテーブルだ。
これも1mmの鉄板とポリカーボネイトのハイブリッドサイドパネルにしかできない技。他のPCのサイドパネルじゃ、強度がなくて机にはできない!
作り方は簡単。木の棒を30cmにカットして、磁石を取り付けるだけだ。これならステッカーにネジ穴を開けずに済む。
が! ここで1つ問題が発生。ポリカーボネイトが貼り付けられているために、片側の足が普通の永久磁石では吸引力が足りないのだ。
そこでキミたちの資金力に応じた改良方法も提示しておこう。ひとつはプアーな学生に送る方法。
写真のように足を取り付ける分部のみ、ポリカーボネイトを切り取る。ポリカーボネイト自体は固いが、どうも発泡性のもののようで、カッターの刃を10回ほど入れれば切断できる。
財力のあるブルジョアジーにお勧めするのは、地球上で最も強力なネオジム磁石を使うというワザだ。しかし、例の国のレアメタル輸出規制の影響で価格が高騰&売り切れ続出している様子。去る情報筋(千石電商の兄ちゃん)によれば、5月末~6月になれば供給も安定するという話だが、写真ほど大きいネオジム磁石となると、1000円以上することは覚悟しておいて欲しい。
これを木の棒につければいいのだが、なにせネオジムは超強力なので、ネジ止めする際などには手を挟まれないように注意して欲しい。ベストなのは磁石の中央にネジ止め用の穴が開いているものだ(千石電商で入手、5月中旬現在は売り切れ)。もし手に入らないという場合は、強力な磁力に負けないようにコニシの「ボンドSU」やセメダインの「スーパーX」シリーズ、2液式のエポキシ接着剤でガチガチに固めるといい。
さらに永久磁石にしてもネオジムにしても小さな磁石しか入手できなくてテーブルが不安定という場合は、4本の足に横木を渡し「ロ」の字型の補強するといい。
またイラストのコーティングは強いものとなっているが、熱いお皿やビールジョッキ、トックリやぐい呑みを置くことは想定されていない。まぁ、当たり前だ。そこで机に敷く透明な塩ビシートの厚いヤツ(2mm以上欲しい)をサイドパネルの大きさにカットして、ステッカーを保護してやるのを忘れないこと。
実際に風呂上りにアニメ見ながら焼き鳥とチーズ鱈を食いながら「大吟醸 美少女」で一杯。サイドパネルとして発売しているものの、晩酌テーブルの天板としても使え、どんな安酒も大吟醸なみにウマく呑める超イカスすテーブルとなる。
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