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すべて見せます!! 「iPad 2」を全力チェック! 第5回

聖地巡礼で「iPad 2」を酷使してみた!

2011年05月20日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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緊急連絡で記事執筆にとりかかる

 宿泊先の露天風呂で疲れを落とし、ご飯をいただいてからは3人とも作業を開始。「MacBook Air」、「VAIO Z」、iPad 2とその他のガジェットが机に散らばるといった状況だ。3人でiPad 2の打鍵比べをしてみたのだが、CPUの高速化もあって「Apple Wireless Keyboard」使用時なら違和感なく文章作成が行なえるという結論に至った。また「Apple iPad Camera Connection Kit」で、1日目の写真を取り込んで選別、必要な写真をクラウドにアップといった流れもスムーズに行なえた。

机の上はこんな感じ

1日目に撮影したデータをiPad 2に取り込んで、必要なデータをクラウドにアップ

 ここで、原稿の書き忘れ箇所があると某編集氏から連絡があり、真面目に原稿作成モードへ。写真のキャプションがごっそり抜けていたようだ……。

 「Picasa ウェブアルバム」にアップしてある写真を見ながら追加原稿を書こうと思ったのだが、この作業が(1つのアプリで全画面表示する)iPad 2では厳しいことに気が付いた。写真やウェブを表示させながら、対応するテキストを記述なんてことができるアプリが出てこないものか。結局、iPhone 4で画像を表示して、iPad 2で原稿を作成することになった。

傾斜がゆるい状態では「Apple Wireless Keyboard」で操作しやすいのだが、画面がちょっと見にくい。この形態(角度)は、iPad 2を膝上に置いてソフトウェアキーボードを使用する場合に向いている

iPad 2をしっかりと立てた状態では、ほぼノートPC感覚で原稿を執筆できる。長文や腰を据えた作業なら、やはりこちらに軍配が挙がる

追加原稿を送るついでに、著者近影写真もアップデートしておいた。こういったところは、PC感覚で使えてしまうから便利だ

エンターテインメント関連には十分の性能

 仕事の後は、iPad 2で動画や音楽を視聴しながら酒を酌み交わすプチ宴会モードがスタート。ここで、筆者はふと猛烈に歌いたくなり、「カラオケJOYSOUND」アプリを起動させてみた。

 「カラオケJOYSOUND」はiPhone用アプリなのだが、iPad 2でも動作するうえ、かつ2倍表示で画面を拡大すると歌詞が大きく見やすくなる。スピーカーの音質も十分なので伴奏としても十分。物足りないときは、事前にポータブルスピーカーを用意しておけばいいだろう。

カラオケJOYSOUND
作者 XING 価格無料(30日間無料券は230円)
ファイル容量12.2MB カテゴリミュージック
対応デバイスiPhone/iPod touch
およびiPad互換
対応OSiOS 3.0以降

同行者2名のデュエットを後ろから撮影。歌詞が大きくて見やすく、お互いに持って歌えるのがいい。悲しいのは男3人というところだろうか

ここでもスタンドをグリップとして扱うのが一番持ちやすかった

 iPad 2で動画撮影を行なって、それをEchofon for Twitterでアップロードというのも試してみた。Echofon for Twitter側でエンコードしてくれるのだが、録画時間=エンコード時間という速さで、出先から動画をアップロードしたいときにも便利だと分かった。

 またここまでマルチタスクのことを忘れていて、思い出したように使用していないアプリを終了させていったのだが、それまでの間も別段重いとは感じなかった。メモリー増強の恩恵といったところだ。

 というわけで、1日目は情報検索やアプリのダウンロード/インストール、メールチェック、原稿作業などを実行してみたが、就寝前のバッテリー残量は30%だった。車中で動画を見ていたら、さすがに持たなかっただろう。

 また本稿は、iPad 2のソフトウェアキーボードのほかに、Apple Wireless Keyboardも接続して作成したりしている。変換はiPhone/iPod touchなどほかのiOSデバイスと同様だが、事前によく使う単語を登録しておけばあまり苦ではない。打鍵への応答速度と変換候補表示の速さでストレスを感じないのがうれしいところだ。

就寝前は全員のガジェット充電。写真に写っているのは一部だったりする

(次ページに続く)

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