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東芝、2011年夏モデルの新製品パソコンを発表

2011年05月16日 13時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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dynabook Qosmio D711シリーズ

dynabook Qosmio D711(プレシャスブラック)

 ディスプレー一体型デスクトップ「dynabook Qosmio D」シリーズからは、CPUが強化された3機種が登場した。本体カラーバリエーションは共通で、黒(プレシャスブラック)、白(リュクスホワイト)、赤(シャイニーレッド)の3色が用意される。

 最上位モデルの「D711/T9C」は、CPUにクアッドコアのCore i7-2630QM(2GHz)を採用。映像処理プロセッサー「SpursEngine」も搭載するほか、2TBのHDD、最大128GBのBDXLディスクに対応する記録型BDドライブを内蔵するなど、今回発表の新製品では最高の性能を誇る。

 中位モデルの「D711/T8C」は、CPUにCore i5-2410M(2.30GHz)を、下位モデル「D711/T5C」はdynabook Qosmio T551/T5Cと同じく、未発表のPentiumプロセッサーを搭載する。ディスプレーは各機種共通で、21.5型ワイド/1920×1080ドットのフルHD液晶ディスプレーを採用している。

 テレビ機能は、T9CとT8Cが3波対応ダブルチューナーを、T5Cは地デジ専用シングルチューナーを搭載する。T9CはSpursEngineを使用したH.264形式での圧縮録画や、動画中から顔をピックアップする「顔deナビ」機能にも対応している。また全機種共通でUSB 3.0を2ポート装備している。

 全機種とも、OSにはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。OfficeソフトはOffice Home and Business 2010をプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は、D711/T9Cが20万円台半ば、T8Cが18万円前後、T5Cが14万円台半ば。発売時期は、T9CとT8Cが5月20日より順次、T5Cのみ6月上旬の予定。

dynabook Qosmio D711のラインナップ
製品名 ディスプレー CPU BD/DVD テレビ Spurs
D711/T9C 21.5型 フルHD Core i7-2630QM 2GHz BD
(BDXL対応)
3波×2 搭載
D711/T8C Core i5-2410M 2.30GHz BD
D711/T5C 最新Pentium(未発表) DVD 地デジ×1

dynabook R731シリーズ

dynabook R731/38C

 13.3型ディスプレーを搭載するモバイルノート「dynabook R731」シリーズからは、CPUや内蔵HDDを強化した新製品4機種が登場した。

 バッテリー駆動時間の長いモバイルノートらしく、dynabook R731シリーズにもピークシフト機能が標準搭載されている。また、ディスプレーを開くだけで電源が入る「パネルオープンパワーオン」機能も、従来機種から継承して搭載されている。

 さらに新機能として、高速起動機能「東芝高速スタート」が搭載された。これは特殊なシャットダウンモードで、高速スタートのアイコンをクリックしてR731を終了すると、その次の起動が通常時よりも大幅に高速化されるというもの。HDD内蔵モデルでも通常時45秒が20秒に、SSD搭載モデルでは12秒まで短縮できるという。

 ラインナップ最上位の「R731/38C」は、CPUにCore i7-2620M(2.70GHz)を搭載するほか、ストレージに128GB SSDを内蔵する高性能かつ長時間駆動のハイエンドノートとなっている。USB 3.0を1ポートを備え、DVDスーパーマルチドライブも内蔵する。重さは約1.41kgで、バッテリー駆動時間は最大約13時間。

 一方、下位モデルの「R731/16C」は、内蔵ストレージこそ320GB HDDだが、光学ドライブを搭載せずに軽量化した製品となっている。重さは1.39kgで、バッテリー駆動時間は最大約11時間。CPUにはCore i3-2310M(2.10GHz)を搭載する。予想実売価格が12万円前後と、性能と携帯性の高さの割に安価となっているのも特徴である。

 OSは、R731/38CがWindows 7 Professional SP1 64bit版を、それ以外の機種はWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載する。Officeソフトは共通で、Office Home and Business 2010をプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は、R731/38Cが20万円前後、37Cが17万円前後、36Cが15万円台前後、16Cが12万円前後。発売時期は5月20日より順次出荷の予定。

dynabook R731のラインナップ
製品名 ディスプレー CPU ストレージ DVD OS
R731/38C 13.3型 1366×768 Core i7-2620M 2.70GHz SSD 128GB 搭載 Professional
R731/37C Core i5-2520M 2.50GHz HDD 640GB Home Premium
R731/36C Core i3-2310M 2.10GHz
R731/16C HDD 320GB 非搭載

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