LaVie Mシリーズ
13.3型ディスプレー搭載のモバイルノート「LaVie M」は3機種が発表された。2011年春モデルで大幅なモデルチェンジを果たしたため、今夏の新製品はHDD増量程度の変化に留まっている。
ボディーの天板は、軽い傷を自己修復するスクラッチリペア塗装を採用。かすり傷程度なら気にせず持ち運べる。そのほかの特徴としては、DVDスーパーマルチドライブの内蔵、テンキー付きキーボードの搭載などが挙げられる。重さは約1.86~1.88kgで、バッテリー駆動時間は約8.2~10時間。
ラインナップ最上位の「LM750/ES」は、CPUに第1世代のCoreプロセッサーである超低電圧版Core i7-660UM(1.33GHz)を搭載。下位モデルには同じく超低電圧版のCore i3-380UM(1.33GHz)を搭載する。ディスプレーはいずれも、13.3型ワイド/1366×768ドットを採用する。HDDはLM750/ESが750GB、下位モデルは640GBと、モバイルノートとしてはかなりの大容量を内蔵している。
本体にはテレビ機能を搭載していないが、下位モデルの「LM570/ES」には、LaVie LのLL770/ESと同じテレビチューナーユニット「ワイヤレスTVデジタル」が付属しており、無線LANの届く範囲ならどこからでもテレビ視聴・録画ができる。
OSは全機種がWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。またOfficeソフトとしては、LM750/ESがOffice Home and Business 2010を、下位モデルはOffice Personal 2010をプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は、LM750/ESとLM570/ESが15万5000円前後、LM550/ESが13万5000円前後。発売時期は5月中旬の予定。
製品名 | 液晶サイズ | CPU | TV | バッテリー駆動時間 |
---|---|---|---|---|
LM750/ES | 13.3型 1366×768 | Core i7-660UM 1.33GHz | - | 約10時間 |
LM570/ES | Core i3-380UM 1.33GHz | ワイヤレス付属 | 約8.2時間 | |
LM550/ES | - | 約10時間 |
LaVie Lightシリーズ
ネットブックの「LaVie Light」シリーズは、CPUにやや高速化されたAtom N570(1.66GHz)を搭載した「BL350/ES」1機種が登場した。
CPU以外の変更点は少なく、ディスプレーは従来どおりの10.1型ワイド/1366×768ドットを採用している。天板塗装にスクラッチリペア塗装を採用する点も、従来機種から継承した特徴となっている。メモリーは1GB、ストレージは250GB HDDを内蔵する。バッテリー駆動時間は約4.8時間。
搭載OSはWindows 7 Starter SP1で、OfficeソフトとしてOffice Personal 2010の2年間ライセンス版をプレインストールしている。予想実売価格は6万5000円前後。発売時期は5月中旬の予定。