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節電とテレビに注目! 富士通 2011夏モデルPCを発表

2011年05月13日 17時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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ESPRIMO 2011夏モデル

 デスクトップパソコン「ESPRIMO」シリーズは、23型ワイド一体型「FH/98DM」「FH/77DD」、20型ワイド一体型「FH58、56、54」シリーズ3機種、20型ワイド一体型の廉価モデル「EH30/DT」、そしてセパレート型の省スペースデスクトップ「DH54/D」の7機種が発表された。なお、24型ワイド一体型の「DH77/C」と、FHシリーズの裸眼3D対応モデル「FH99/CM」は春モデルが継続販売される。

FHシリーズ 23型ワイドモデル

ESPRIMO FH98/DM(スノーホワイト)。偏光式3Dメガネによる3Dステレオ表示に対応

 23型ワイドの大画面ディスプレーを搭載する一体型デスクトップとしては、「FH/98DM」「FH/77DD」の2機種が登場した。いずれも2011年春モデルのマイナーチェンジとなっている。

 FH/98DMは、偏光板方式の3Dステレオ表示に対応しており、付属の3DメガネによるBlu-ray 3DやDVDの2D→3D変換表示を楽しめる。またFH77/DDは、タッチパネル対応のディスプレーを備えている。

ESPRIMO FH77/DD(ルビーレッド)。ディスプレーはマルチタッチ対応タッチパネル

 両機種共通の仕様としては、ディスプレーサイズが23型ワイド/1920×1080ドット、CPUにCore i7-2630QM(2GHz)を搭載、内蔵ストレージは2TB HDD、BDXL対応BDドライブを内蔵するなどが挙げられる。また、3波対応のデジタルダブルテレビチューナーも標準搭載する。

 搭載OSはいずれもWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格はFH/98DMが26万円強、FH77/DDは23万円前後。発売日は両機種とも5月26日の予定。

製品名 液晶サイズ CPU メモリー TV 3D
FH/98DM 23型 フルHD Core i7-2630QM 2GHz 8GB 3波×2 対応
FH77/DD 23型 フルHD タッチパネル 4GB

FHシリーズ 20型ワイドモデル

ESPRIMO FH58/DM(シャイニーブラック)

 20型ワイドディスプレーを搭載する一体型デスクトップ「FH5x」シリーズは、「FH58/DM」「FH56/DD」「FH54/DT」の3機種が登場した。ボディーデザインは一新されており、ディスプレーの両脇に足のついたシンプルなデザインとなった。ディスプレーサイズは共通で、20型ワイド/1600×900ドットとなる。

 FH58とFH56は同じCore i5-2520M(2.50GHz)を搭載し、3波対応ダブルチューナーとBDXL対応BDドライブを内蔵するなど、内部は基本的に同一の構成となっている。両機の違いは、FH58が偏光板式の3Dステレオ表示に対応する点にある。

 FH54はややローエンドよりの構成で、Core i3-2310M(2.10GHz)とダブル地デジチューナーを搭載する。ディスプレーはタッチパネルとなっており、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。

ESPRIMO FH54/DT(ワインレッド)

 内蔵のステレオスピーカーには、「自然な音を表現できる」と謳われるオンキヨー製のスピーカーを採用。電源オフ状態でも、ほかのオーディオ機器をつなげれば外部スピーカーとして利用できる「パワーオフスピーカー」機能も搭載する。

 搭載OSはいずれもWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格はFH58/DMが21万円強、FH56/DDは19万円強、FH54/DTは16万円前後。発売日はFH58、FH56が5月19日、FH54が5月26日の予定。

製品名 液晶サイズ CPU 光学 TV 3D
FH58/DM 20型 1600×900 Core i5-2520M 2.50GHz BDXL 3波×2 対応
FH56/DD
FH54/DT 20型 1600×900 タッチパネル Core i3-2310M 2.10GHz DVD 地デジ×2

低価格・テレビ内蔵一体型 EH30/DT

ESPRIMO EH30/DT(スノーホワイト)

 AMDのFusionプラットフォームを採用した低価格の一体型デスクトップ「EH」シリーズに、地デジチューナーを内蔵した低価格テレビモデル「EH30/DT」が登場した。テレビ機能を内蔵しながら、予想実売価格で13万円強という低価格が魅力の製品となっている。

 CPUはAMD E-350(1.5GHz)を搭載。グラフィックス機能はCPU内蔵機能(Radeon HD 6310)を使用する。インテルのAtomプロセッサーよりも強力なグラフィックス機能を備えるため、フルHD品質の動画でもコマ落ちすることなく表示できるとしている。

 ディスプレーサイズは20型ワイド/1600×900ドット。内蔵テレビチューナーは地デジ対応のシングルチューナーとなっている。メモリーは4GBを内蔵するほか、1TB HDDとDVDスーパーマルチドライブも内蔵する。

 搭載OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。OfficeソフトにはOffice Personal 2010をプレインストールしている。発売日は5月19日の予定。

セパレートデスクトップ DH54/D

ESPRIMO DH54/D

 ディスプレーがセットになった省スペースデスクトップ「DH」シリーズには、新製品として「DH54/D」が発表された。付属のディスプレーは22型ワイド/1680×1050ドットで、本体とはDVI-Dで接続する。

 DH54/Dでは、ボディーデザインを2011年春モデルの「DH77/C」と同じデザインに変更した。CPUにはCore i3-2100(3.10GHz)を搭載するほか、標準で2GB、最大で16GBのメモリーを搭載可能となっている。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブで、HDDは1TBを内蔵する。テレビ機能は搭載しない。

 グラフィックス機能はCPU内蔵機能(Intel HD Graphics 2000)を使用する。そのほかに、内部にPCI Express x16スロットを用意しているので、ロープロファイルタイプのグラフィックスカードを増設できる。対応カードには、アイ・オー・データ機器「GA-RH5450」(Radeon HD 5450搭載)、バッファロー「GX-210/E512」(GeForce 210搭載)などが挙げられている。

 パソコン本体背面に、ディスプレーへの電源供給用サービスコンセントを備えている。本体の電源と連動しているため、ディスプレーの電源を切り忘れるという電力の無駄を省けるとしている。

 搭載OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。Office Home and Business 2010もプレインストールしている。予想実売価格は13万円強。発売日は5月19日の予定。

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