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仮想化なら4ソケットで!HP、Xeon E7搭載の新サーバー

2011年05月13日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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5月12日、日本ヒューレット・パッカードはインテルXeonプロセッサー E7ファミリーを搭載した高性能サーバーの新製品を発表した。高性能なハイエンドプロセッサー搭載モデルの投入により、仮想化の効果を最大化するという。

Xeon E7採用で高いパフォーマンスと大容量メモリを実現

 新製品はインテルXeonプロセッサー E7ファミリー(以下、Xeon E7)を搭載したブレードサーバー2機種、ラックマウント型サーバー1機種となる。同社のx86サーバーのなかでは4ソケットを含むハイエンドなラインナップで、仮想化の推進する性能やキャパシティを持つという。現状、出荷台数ベースで5%以下にとどまっている4ソケット以上のサーバーの販売を拡大していきたいとしている。

新サーバー3機種の特徴

 新製品は最大10コアで20スレッドに対応したXeon E7を搭載することで、高いパフォーマンスが実現している。また、Xeon E7ではCPUごとに4つのメモリチャネル、最大64メモリスロットを実装できるため、32GBのDIMMを使用することで最大2TBのメモリ容量を実現した。「従来は384GBだったので、搭載容量は大幅に上がっている」。他社と異なり、CPUのメモリチャネルを4つとも使っているため、帯域を有効活用しているという。こうしたハードウェアスペックの底上げにより、従来プロセッサーとの比較で、最大40%の性能向上が実現になっているという。

Xeon E7の採用でパフォーマンスは大幅向上

 また、仮想化環境でのパフォーマンスも大幅に向上しており、2CPU搭載モデルではXeon 5600番台の他社サーバーに比べて約2倍、4CPU搭載モデルでは約4倍の仮想マシンを実行可能になるという。仮想化への集約もより効率的に行なえるため、ソフトウェアライセンスや保守費用の大幅削減が実現できるとアピールしている。

 もう1つの特徴は、高い信頼性を提供するメモリの保護機能だ。もとより、同社はスペア用のDIMMを用意しておく「オンラインスペアメモリ」、つねにデータを2つのDIMMに保持する「ミラーメモリ」などの技術を採用しているが、今回は2つのDRAMチップ障害に対応する「DDDC(Double Device Data Correction)」という技術を新たに採用した。「大容量搭載時のメモリを守るという信頼性が重要になっている」とのことで、豊富なメモリスロットを活用し、コスト削減と信頼性の向上を実現できるという。

メモリの保護機能も新たにDDDCを追加した

 3モデルの詳細な仕様は以下のとおり。

HP ProLiant DL580 G7
4Uラックマウント型筐体を採用した4ソケットサーバーで、Xeon E7ファミリーを最大4基搭載可能。高クロックのXeon E7-8837 2.67GHzをCTOで選択できる。価格は161万4900円(税込)から。

HP ProLiant DL580 G7

HP ProLiant BL620c G7
2ソケットのブレードサーバーで、Xeon E7ファミリーを最大2基搭載可能。メモリは最大1TBまで搭載可能で、最大16の物理ポートを実装できる。オンボードでCNA(Converged Network Adaptor)を4ポート搭載し、EthernetやFCoEを利用できる。価格は114万7650円(税込)から。

HP ProLiant BL620c G7

HP ProLiant BL680c G7
4ソケットのブレードサーバーで、Xeon E7ファミリーを最大4基搭載可能。メモリは最大2TBまで搭載可能で、最大32の物理ポートを実装できる。オンボードでCNAを6ポート標準搭載。価格は229万1100円(税込)から。

HP ProLiant BL680c G7

 また、3機種のリリースにあわせて、「VMware vCloud Director」「vShield」「CapacityIQ」などヴイエムウェアの管理ツールをOEMで販売することも発表した。

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