このページの本文へ

ディレクターが知っておくべきリスティング広告の基本

2011年08月01日 11時00分更新

文●パワープランニング

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷
web-keyword

 SEM(Search Engine Marketing)とは、検索エンジンを広告媒体と見なし、Webサイトへの集客を図るマーケティング手法のこと。広義のSEMは、Yahoo! JAPANやGoogleなどで展開されている「リスティング広告(PPC広告)」、Yahoo! JAPANなどへWebサイトを登録する「ディレクトリ登録」、自社サイトを検索結果の上位に表示させる「SEO(Search Engine Optimization)」で構成されますが、一般的には狭義のSEMとして、リスティング広告だけを指す場合が多くあります。ここではリスティング広告を掘り下げて説明します。

リスティング広告とは

 リスティング広告は、ユーザーの興味・関心のあるキーワードが、広告主が設定したキーワードと一致した場合に表示される広告です。ユーザーが入力した検索キーワードに応じて検索結果ページに広告を表示する「検索連動型」と、コンテンツの内容に応じてニュースサイトなどに掲載される「コンテンツ連動型」がありますが、ここではもっとも一般的な検索連動広告について説明します。

 検索連動型広告は、利用者が入力したキーワードに応じて検索結果ページに表示され、広告がクリックされると課金されます。表示されただけでは課金されません。

 広告主は、広告を表示したい検索キーワードを選定し、表示する広告の内容(見出し、紹介文、URL)を設定します。キーワードのクリック単価の上限も設定できるので、予算に合わせて出稿できます。

 実際にどのようなタイミングで、どこに表示されるかは、設定したクリック単価(金額)と広告の品質によって機械的に決まります。広告の品質とは、広告が過去にクリックされた率やキーワードと広告の関係性などです。広告効果を高め、よりよい位置に広告を出すためには、検索キーワードの選定はもちろん、表示する広告の内容についても十分に練る必要があります。

リスティング広告の運用方法

 リスティング広告は、広告代理店や運用専門会社などに出稿・運用を依頼したり、直接出稿したりできます。

 リスティング広告を運用会社に依頼する利点は、専門知識やノウハウがなくても出稿できることです。ただしリスティング広告そのものの料金と、運用会社へ運用手数料(20%程度)を支払うのが一般的です。

 直接出稿する場合は、リスティングにおけるキーワード選定・登録、出稿料金の割り当てなど、出稿者自身がすべて運用することになります。

 管理・運用に掛かる費用や時間、リスティング広告に関する知識の有無などが、広告代理店などに出稿や運用を依頼するかどうかの判断ポイントとなります。

著者:パワープランニング株式会社

「人と企業が共に成長し、新しい感動を創る」を経営理念として、2003年7月に会社設立。成長し続けるインターネット市場において、複数のWebサイトを企画・運営。腕時計の圧倒的な品揃えと販売実績を持つ通販サイト「腕時計本舗」、マンションでペット生活を応援するペット用品通販サイト「モコペット」、生命保険に入りたい・見直したいをプロの視点でお手伝いする「みんなの生命保険アドバイザー」などを展開。複数のWebサイトを企画・運営しているが、立ち上げ後の「育成」とに重点を置いた『サイト牧場』という戦略を元に、さまざまな分野で「日本一のサイト」へ挑戦する。

書影

書籍版は、企画・設計・制作・運用など、Webディレクション業務の大まかな流れに沿って構成。最新情報を盛り込み、書き下ろしのコラムや用語集も収録しました。ずっしり重い1030g、厚さ19.5mmで、苦手分野を穴埋めしたい新米Webディレクターや、これからWebディレクターを目指す方におすすめの1冊です。

Webディレクション標準スキル152

本体 4,280円+税、AB判392ページ(オール4色刷)
ISBN:978-4-04-868746-1

Amazon.co.jpで買う 楽天ブックスで買う

この連載の記事

一覧へ
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

Webディレクター江口明日香が行く