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ネティーザ「TwinFin」の使い勝手も披露

WATSONにも会える?ネティーザのデモもあるIBMブース

2011年05月12日 10時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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5月11日から開催されている「データウェアハウス&CRM EXPO 2011」において、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)のInformation Magnagement事業部は各種データウェアハウス(DWH)製品を展示している。クイズに答えるコンピューターとして話題のWATSONの紹介のほか、傘下のネティーザのTwinFinのデモが見られるなど、内容満載だ。

クイズに答えるコンピューター「WATSON」とは?

クイズに答えるコンピューターである「WATSON」を紹介するデモ

 日本IBMのブースで目に付くのは、クイズに答えるコンピューターである「WATSON」を紹介するデモ。WATSONは、人間が自然言語で行なう質問に迅速に解答することを目的として開発されたスーパーコンピューター。2011年2月14日~16日に放送された米国の人気クイズ番組「Jeopardy(ジョパディ)!」において、歴代出場者の中で高成績を残した回答者を破って最高金額を獲得したことで大きな話題となった。

 IBMによるとWATSONは「100万冊の本を読むのに相当する自然言語で書かれた情報の断片を分析し、短時間で最も適した解答を導き出す分析コンピューティング・システム」と説明されており、コンピューターが苦手とする微妙なニュアンスや風刺、謎かけなどを分析し、短時間で最適解を編み出すようIBMリサーチによって研究された結果の成果物となっている。WATSONの本体は10ラックに収められたPOWER7サーバーの集合体なので、実機展示というわけにはいかないが、日本IBMのブースではWATSONのインターフェイスを模したデモが用意されている。

DWHアプライアンスで2500万件を10秒でロード

ネティーザ「TwinFin」のデモ。コマンドを飛ばすと、緑のLEDが一挙に点滅する

 また、IBMの傘下に入ったネティーザのDWHアプライアンス「TwinFin」のデモも行なわれている。デモはきわめてシンプルで、出荷直後のTwinFinでデータベースを作成し、CSVファイルを流し込んで、計算を行なうというもの。CSVで流し込まれたレコードは2500万件もあったが、TwinFinでは10秒で取りこめた。何度ロードしても同じパフォーマンスを維持できるのが大きな売り。実際、同じファイルをandでつなげてロードし、できた1億7500万件のレコードをcountで全部足すといった処理も秒単位で終了する圧巻のパフォーマンスを見せつけた。しかも、ものの5分で導入までこぎつけられるアプライアンスのメリットを体感でき、見応えのあるデモだった。

 さらにパネル展示ながらデータベースのセキュリティ製品「InfoSphere Guardium」も注目だ。一億人分という未曾有の情報漏えい事件に発展したソニーの例でも明らかなように、顧客データベースの保護はきわめて重要な課題となっている。これに対してGurdiumは不正なSelectコマンド自体のセッションを切断してしまったり、SQLインジェクションの脆弱性がないか、定期的にチェックする機能を備えている。もちろん、アクセスログ自体も確実に追えるため、今回のソニー事件のように「そもそも何が起こったか分からない状態が長く続く」という事態を避けられるという。

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