堅牢でごついヴァルカンファイバーは、デリケートな収納物に傷を付けそうなイメージを持つかもしれないが、グローブ・トロッターの初代iPadケースの内部は薄いスポンジが張り巡らされているため、その心配は無用だ。Smart Coverを取り付けたiPad 2であれば、グローブ・トロッター製の初代iPad用ケースはあつらえたようにピッタリで、iPad 2の出し入れも極めてスムーズで快適だ。
iPad 2は、Smart Coverを取り付けることで初代iPad用ケースのほとんどを流用できる可能性が高い。筆者が初代iPad用に愛用している、重量28gの軽量ケース「バブルラッパー プチセレブ」にも同様に収まった。
最新デバイスらしい軽さか、
ちょっとしたリッチ感か
グローブ・トロッター製初代iPadケースの問題点は、堅牢な分、重さも131g(実測)ある点だ。iPad 2 3G+Wi-Fiモデルが重量613gと軽量化したとはいえ、ケースに入れた途端680gの初代iPad(Wi-Fiモデル)を超える重量マシンとなってしまう。
最新デバイスらしい軽さをエンジョイするために、iPad 2をバブルラッパー プチセレブに収納して快適に持ち歩くか? はたまた、ちょっとしたリッチなセレブ感覚を堪能するために、iPad 2+Smart Coverをグローブ・トロッターに入れて気合いで持ち歩くべきか。尽きない悩みもまた楽しい。
ちなみに、バブルラッパー プチセレブ案(実測643g)とグローブ・トロッター案(実測880g)の重量差約240gは、iPhone 4あるいはXperia arcの約2台分の重量にあたる。モバイルデバイスの世界は、いつまで経っても重さとのバトルなのだ。
今回の衝動買い
アイテム:グローブ・トロッター「iPadケース」(ブラック)
価格:1万2600円(ザ・コンランショップ 丸の内店にて購入)
アイテム:「バブルラッパー プチセレブ」
価格:2980円(信頼文具舗にて購入)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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