高画質な動画撮影が可能
ただし書き出しに制限あり
動画設定の画面
動画機能はAVCHDのフルHD撮影に対応し、1920×1080ドット（60p、28Mbps）の「PSモード」、1920×1080ドット（60i、24Mbps）の「FXモード」、1920×1080ドット（60i、17Mbps）の「FHモード」、1440×1080ドット（60i、9Mbps）の「HQモード」が選択可能。
高画質な動画記録ができるが、メディアに書き出す場合は（メディアの規格により）多少制限がある
さらに、MP4方式で1440×1080ドット（30p、12Mbps）、1280×720ドット（30p、6Mbps）、VGA（30p、3Mbps）の撮影も行なえる。ちなみに、PSモード以外では動画撮影中でもシャッターボタンを押せば静止画の記録を行なうことが可能。これらの機能は同時に発表された「HX9V」と同じだ。
連写写真の再生画面
このほか、秒間10コマ（最大10コマ）の連写ができる。連写した画象はひとまとめにくくられ、再生時にはカメラを傾けることでパラパラ漫画のように連続表示してくれる。左右に傾けるだけで進んだり戻ったりするので、再生画面を人に見せるのも面白い。
やや大きいが
なんでも撮れる便利な1台
レンズ交換式ではない、という意味ではコンデジに分類されるものの、大柄なボディはすでにコンパクトではない。だが、デジイチと同様の超望遠撮影ができるコンパクトなカメラとしてはかなりの完成度だろう。
全体的に操作に若干のもたつきがあり、モードダイアルの操作に表示が追いつかなかったり、電源を入れた直後に液晶は点灯するものの撮影できるまでに若干のタイムラグがある、などの気になる点はある。
しかし、画質に関しては現段階のコンデジではピカイチといっていい性能であり、特に高感度での性能は目を見張るものがある。これ一台あればなんでも撮れてしまうという意味では、持っていればとても頼もしいコンデジとなるだろう。
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