5月9日、セキュリティ製品を提供するソフォスは、UTM(統合脅威管理)製品などセキュリティアプライアンスを提供するアスタロ(Astaro)の買収を発表した。
アスタロはドイツと米国に本社を持つセキュリティアプライアンスベンダーで、ファイアウォール、VPN、アンチウイルス、スパム対策、Webフィルタリングなどのセキュリティ対策を統合したAstaro Security Gatewayのほか、Webやメールのセキュリティアプライアンス、ソフトウェア、仮想アプライアンスなどを提供している。同社のリリースによると、アスタロは2010年に前年度比30%の成長率となる5600万ドルを売り上げを記録し、世界第4位のUTMベンダーとなるとのこと。60カ国で、5万6000件の導入数を誇るという。
ソフォスのアンチウイルス、Web・電子メール、データ保護などの製品ポートフォリオに、アスタロのネットワークセキュリティ製品を加えることで、包括的なセキュリティ対策が実現するという。