ウェブ上の動画や音声を
ディスクソースとして活用
ビデオカメラがなくても、Toast 11ではインターネットのさまざまなムービーやサウンドをソースとして取り込んで扱える。例えば、付属のサウンドキャプチャーアプリ「Spin Doctor」を使えば、Macで再生しているあらゆるサウンドをデータとして保存し、iTunesなどに登録可能だ。ストリーミングラジオを録音する場合でも、Macで再生するだけで直接録音できるのだ。
「Spin Doctor」は、再生アプリを指定して、Macのあらゆる音を録音できる。Skypeの通話やインターネットラジオの録音に加えて、トリミングなどの編集も可能だ
また、ウェブブラウザーで表示中の動画を読み込む「ウェブビデオ」機能も搭載。YouTubeなどの動画共有サイトやメーカーサイトで公開されているプロモーションビデオなどを取り込んだディスクを簡単に作成できる。
「ウェブビデオ」はYouTubeのほか、Flashベースの動画ならウェブブラウザーで再生中の動画をそのままソースとして扱える。ブラウザー上でムービーをすべて再生可能になるまで読み込んでからドラッグ＆ドロップしよう
単に音楽／動画ディスクを作るだけならiLifeや「ディスクユーティリティ」でも可能だが、ムービー変換やオーサリング、詳細なオプションを駆使しつつ、しかも初心者にもわかりやすくディスクを作れるのは本アプリにしかない利点だ。
思い出のムービーを高画質のままディスクに書き込んだり、スマートフォンをはじめとしたさまざまなデバイス用に変換したり、YouTubeとTwitterを連動させて世界中の人に向けて配信したりと、自分ひとりだけでなく多数の人とデータを共有したいユーザーには特にお勧めだ。
