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すべて見せます!! 「iPad 2」を全力チェック! 第1回

全力でオススメ! 「iPad 2」を総力チェック!!

2011年04月28日 22時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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デザインはどう変わった?
写真で見る「iPad 2

 iPad 1とiPad 2の外観で大きく違う点といえば、末端部の形状だ。iPad 2はiPad 1より丸みを帯び、そのカーブの途中にボタン類が設置されているため、正面からはボタンが見えなくなっている。最初は「ボタンはどこだろう?」となりがちなのだが、ボタン配置が本体右上部分に集中しているので、しばらくすると慣れる。

 また従来通りの位置に、Dcokコネクターやイヤホンジャックも設置されている。コネクターが少しむき出しになってしまって怖いのだが、変に外れやすいということもなかった。

 では、写真中心にハードウェア面をチェックしていこう。なお、撮影およびレビューに使用したものは、米国版Wi-Fiモデルのホワイトだ。

「iPad 2」正面。ディスプレー周囲のホワイトがキレイだ。ただ、膨張効果でやや画面が小さく見える印象。また背面末端部が丸い形状のため、正面からは電源ボタンなどは一切見えない

背面。iPad 1と同じように、Wi-Fi+3Gモデル背面上部のデザインはアンテナ用に変更されているためか、Wi-Fiモデル背面は統一感のあるデザインと感じられる。また上部中央にすごく控えめにマイクがある

iPad 2は、厚さ8.8mmと薄いのも注目ポイントのひとつ。上からCDケース、SDカード、そしてiPad 2と重ねてみた

前面上部中央にフロントカメラ、その少し上に環境光センサーがある

前面下部中央にはホームボタンがある。iPadやiPhone/iPod touchと同じパターンだ

背面左上(前面から見た場合右上)に電源、ミュート/ディスプレー回転ロックボタン、音量調整ボタン、バックカメラがある。残念ながら、LEDライトはナシ

背面右上(前面から見て左上)には3.5mmステレオヘッドホンジャック。傾斜のあるスロットとなっており、実際に端子を挿すと一部がむき出しになる

背面下部にはおなじみのDockコネクター。これも背面形状のため、端子が一部露出する。また内蔵スピーカーも配置されている

Dockケーブルを接続してみたところ。端子が一部剥き出しになるが、充電はちゃんと行なわれる

付属物はDockケーブルとUSB電源アダプター(10W)だ

IPSパネルのディスプレーは
さすがの美しさ

 ディスプレーはIPSパネル。アップルからとくに記載はないが、iPad 1と同じタイプだと思われる。発色は安定しており、各レンジの再現性も上々だ。フォトフレーム的な扱いや動画再生でも気持ちよく楽しめる。またフォトストレージ的に扱う、もしくはカメラコネクションキットでRAW現像するというユーザーでも十分な色域を持つので、プリチェックに最適だ。ややブラックの階調が弱く感じた程度なので、撮ってその場で見せたり、処理してオンラインにアップロードというくらいならば問題ない。

色再現性の確認。iPad 1と大差なく、キレイな発色が確認できた。厳密にとはいかないが、フォトチェックにも耐えてくれる

 太陽光および曇空、日陰、室内での見え方を掲載しているが、日陰と室内では問題なく画面が見られた。太陽光および曇空では、やはりというか、一般的なケータイなどと同じく目をこらさないと見えないレベルだった。

太陽光及び曇空下でのディスプレーの見え方。輝度最大だがほとんど見えない

日陰などで輝度最大の場合はしっかりと見えるが、輝度を下げるとやはり視認性は厳しい

室内での場合、輝度最大だと逆にまぶしいくらいだ

(次ページへ続く)

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