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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第197回

LEDライト大活躍! 暗い公園の猫スポット

2011年04月29日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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積極的に寄ってくる猫に
ちょっとびっくり!

出てこないと思ったら、低木の奥に隠れて丸くなってた長毛猫。その行動パターンを知らないと、なかなか見つけられない。保護色(2011年4月 オリンパス XZ-1)

出てこないと思ったら、低木の奥に隠れて丸くなってた長毛猫。その行動パターンを知らないと、なかなか見つけられない。保護色(2011年4月 オリンパス XZ-1)

 次のターゲットは隠れて出てこない長毛種くん。姿が見えないと思ったら、低木の奥の枯れ葉のベッドで気持ちよさそうに寝ていたのだ。とても暗くて撮りづらい場所なのである。

起こさないようにそっと撮ってみた。隠れている猫を発見、って感じで照らされているのがわかると思う(2011年4月 オリンパス XZ-1)

起こさないようにそっと撮ってみた。隠れている猫を発見、って感じで照らされているのがわかると思う(2011年4月 オリンパス XZ-1)

 そこで地面にLEDライトを立て、斜めから光を当てて撮ってみたのがこちら。

 ライトなしだと1/20秒だったのが、アリだと1/40秒。まあ、だいたい暗めの屋外だと、1/2~1段くらいの効果がある。補助光にはほどよい感じだ。

机の隅にライトを立てたら、いきなり寄ってきてびっくり。人なつこい膝乗り猫。不用意にベンチに座ると、すぐ膝に飛び乗ってくるので注意(2011年4月 ソニー サイバーショット HX5V)

机の隅にライトを立てたら、いきなり寄ってきてびっくり。人なつこい膝乗り猫。不用意にベンチに座ると、すぐ膝に飛び乗ってくるので注意(2011年4月 ソニー サイバーショット HX5V)

 じゃあ、起きてる猫だとどうか。

 光を嫌がって逃げるかと思いきや、何か不思議なものがあるぞ、と積極的に寄ってきて、ほおずりしちゃう始末。ちょっとびっくり。

 それでもちょっと離れた隙に撮影。それなりに明るい場所でも顔にしっかり光が当たっております。

ちょっと離れて光をじっと見た瞬間。顔がパーッと明るくなっている(2011年4月 オリンパス XZ-1)

ちょっと離れて光をじっと見た瞬間。顔がパーッと明るくなっている(2011年4月 オリンパス XZ-1)

 このLEDライトは光量調節もできるから、周辺光とのバランスを考えて使えば、補助光としていい仕事をしてくれそうです。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。Twitterアカウントは@ogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei



*次回は2011年5月6日掲載予定



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