行っとけ！　Ubuntu道場！ 第41回

～師範、Ubuntu 11.04を使ってみたいです！～

他にもいろいろパワーアップ！

編集S：11.04をまとめると、「デスクトップがUnityになって、Firefoxが4になって、OpenOffice.orgがLibreOfficeになった」新しいUbuntu、って感じ？

あわしろいくや：名前も「Ubuntu Desktop Edition」から「Ubuntu」になりますなー。

hito：同じようにServer Editionは「Ubuntu Server」になりますね。

やまね：新しいブランド戦略、と。

あわしろいくや：まあ、昔に戻っただけ、という気もしますな。最初のころは「Ubuntu」だけで、「Desktop Edition」とかなかったんですな。

瀬尾浩史：そういえば、同時期にいろいろサポートが終了するペン？

hito：6.06 LTSと9.10と、あと8.04のデスクトップ部分のサポートが終了しますねー。三つ一気にいなくなると、ちょっと感慨深いものがあります。まあ8.04はまだまだサーバーでは使い続けられますがー。

小林：LTSでないリリースのサポート期間は1年半なので、11.04も2012年10月にはサポート切れですね。

ミズノ：その頃には12.04 LTSとか12.10がリリースされてるわけですね。

編集S：ふはー。半年に一度のリリース、強いな。

やまね：定期的にリリースできてるのはすごいよねぇ。

編集S：んで、いつものように「アップグレードしたり、新しくインストールする前のお約束」どぞ。

小林：リリースノート読め。

あわしろいくや：リリースノート読め。

ミズノ：リリースノート読め。

hito：リリースノート読め。

瀬尾浩史：お約束、ありがとうございましたペンー。

やまね：まあリリースノート読むのは重要だしー。

hito：リリースノートはなぁ、大抵リリース直前まで更新されてるから、マーボーブラックさんがものすごい勢いで翻訳して間に合わせてるんだぞう。

ミズノ：リリースノートの翻訳、毎回なんで間に合ってるの……。

あわしろいくや：ヘタなアニメよりも締切りぎりぎりな感じですからな。

hito：たぶん、いくやさんの家にあるHDDの数に匹敵するぐらいのミステリーだと思います。

やまね：グッとガッツポーズしただけで5台ぐらいHDD買ってたとか。

あわしろいくや：そ、そんなには買ってないんですな。

ミズノ：3台ぐらい？

あわしろいくや：微妙なところですな。

瀬尾浩史：それを月に何回やってるのか、が重要なんだと思うペン……。

あわしろいくや：秘密ですな。

やまね：ミステリーすぎる……。

編集S：他にアップグレード時のお約束はないので？

hito：アップグレードする前にバックアップを取りましょう。少なくとも、home以下にあるデータはどこかに保存しておかないと、最悪の場合起動不能になるととっても悲しいことになります。

やまね：起動不能になっても、LiveCDから起動して、外付けUSBメモリとか外付けHDDとかネットワークディスクにバックアップすればいいんだろうけどねー。

ミズノ：先にバックアップした方が楽ですよ！

やまね：まあ、アップグレードそのものは失敗しなくても、「アップグレード後に起動不能になる」というのはよくある。

小林：油断しているとダメージも甚大ですね。そういう時に限ってLive環境が準備できていなかったりもしますし。

あわしろいくや：一応、今回からLiveCDで起動してアップグレードもできるようになってますな。

hito：あれ、内部の挙動見るとコワくて使いたくないですけどね……。

ミズノ：ほほう……。

あわしろいくや：どれどれ……。

小林：……。見なかったことにしましょう。

hito：まあ、無事に動いてる限りは大丈夫なんじゃないでしょうか……。色んなところからパッケージ引っ張ってる人がこれでアップグレードすると壊れたりしそうですけど……。

あわしろいくや：ま、まあそれは普通のアップグレードでもそうだから、大丈夫なんじゃないですかな……。

やまね：それは何が大丈夫なんだろう。

瀬尾浩史：一般人がアップグレードする場合？

あわしろいくや：じゃあ自分の場合は大丈夫ですな！

やまね：コメントは差し控えさせていただきます。

瀬尾浩史：ま、まあとにかく、アップグレードする前にバックアップしておけということらしいペン！

hito：まあ、最初の1ヵ月は人柱モードです。バグに遭遇すると喜ぶ、みたいな人はリリース後ただちにアップグレードすればいいんじゃないでしょうか。

編集S：ふむ。今回はこんなところかなー。ではまた次回！