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T教授の「戦略的衝動買い」 第144回

ワンコもツイート! 総Twitter時代の「Puppy Tweets」

2011年04月26日 15時30分更新

文● T教授

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 設定が成功すると、タスクバーにPuppy Tweets用ソフトが常駐し、各種設定変更や機能をモニターできるようになる。あとは、ワンコの首輪にTAGを取り付けるだけだ。TAGを付けたワンコが、自由に室内や庭を走り回ったり、ワンワンと吠えたりしてアクションをすれば、その時の音や振動から最適のTweetシグナルを発信し、パソコンのレシーバーが受信してツイートしてくれる。

無事すべてのソフトの導入が成功すると、タスクバーにPuppy Tweet用ソフトが常駐し、各種設定や監視が可能になる。ツイートする間隔も指定できる

愛犬の首輪にPuppy Tweesを取り付ける

首輪をきちんと調整しないと、やんちゃなワンコはTAGをすぐに噛んでしまう

何となく違和感を感じながらも我慢しているうちのワンコの「Bobby」

しばらくすると、何事もなかったかのように落ち着いてくる

 パソコン側では、受け取ったシグナルから最適なセリフを探し出し、ツイートしてくれる。筆者のように既存アカウントを利用した場合、アカウント名に続いて、ツイートしたセリフ文の先頭にワンコの名前が記述されるので、アカウントと飼い犬の関係が明示されることになる。

 ウチのワンコの鳴き声と振動から選択された英文のつぶやきを翻訳すると、こんな具合になる。

  • 僕がしっぽを振ってるのか……しっぽが僕をふってるのか、考えてる……
  • お〜い君ぃ〜止まってよ。もうクタクタだから、先に行ってよ〜

 どちらかといえば、お馬鹿系のノリだ。

タイムラインの中に割と頻繁に登場するウチのワンコ「Bobby」の英文ツイート。「I'm pooped」は「クタクタだよ」という意味

 フォローしている友人や仲間からすると、見慣れたアカウントからこれら英文が唐突にタイムラインに登場すると、貴兄に対して“極めて劇的な距離感”を持たないとも限らない。愛犬家には極めて面白いオモチャでも、使い方は難しいかもしれない。

 しかし、気分次第で行き当たりばったりという、Twitterならではのタイムラインまで整然とした筋道を求める人が多い日本では、この脈絡のない強烈なツイートはよりいっそう目立って素晴らしい。Twitterはこれでいいのだ!


T教授

今回の衝動買い

アイテム:米マテル「Puppy Tweets
ディスカウント価格:8.90ドル(約728円、Amazon.comにて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

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