キャプチャーソフトのプレビュー画面は小さいが、フルスクリーン表示も可能で、細かい部分のチェックも可能。「キャプチャ」をクリックすれば録画、カメラのアイコンをクリックすると静止画をキャプチャーできる。
続いてゲームのキャプチャーにも挑戦してみた。セガの「BAYONETTA」やカプコンの「ストリートファイターIV」では、オープニングムービーからプレイ画面まで問題なく表示できた。もしサウンドが流れない場合は、PS3の「音声出力設定」を「自動」にすればいい。
ゲームの画面を1280×720ドットの60fpsで、MPEG-2の最高画質で録画したところ、4分30秒の動画で約200MBになった。画質は「良好~中間~最高」と調整できるが、MPEG-2の最高画質以外は劣化が激しく、ブロックノイズが気になる。ファイルサイズがもっと大きくなってもいいので、高画質で撮れるオプションが欲しいところだ。
ちなみに、デジカメで撮影した映像コンテンツをHDMI経由で録画したところ、1920×1080ドット、24fps、MPEG-2の最高画質の設定で、4分30秒のキャプチャーで約511MBとなった。
小さなプレビュー画面ならプレイするには問題ないが、全画面表示しながら録画すると、表示に遅延が発生する。アクションゲームでは耐えられないほどなので要注意だ。のちほど紹介するビデオキャプチャーソフトを利用すれば、この遅延は抑えられる。
ちなみに、Blackmagic Design社のキャプチャーカード「Intensity Pro」のような「HDMIスルー出力端子」を備えている製品なら、スルー出力にテレビをつなげば、ほぼ遅延なくプレイできる。HDMIビデオキャプチャーカードをアクションゲームで利用するなら、HDMI分配機などを利用して、別途テレビにもHDMIで表示するのがいい。HDMI分配機は5000~1万5000円程度で購入できる。
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